二十一世紀に生きる君たちへ

二十一世紀に生きる君たちへ

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          先日、オイラがブログ上で 司馬遼太郎さんの随筆「二十一世紀に生きる君たちへ」を、根幹にした、会社を、立ち上げるって 発表したところ・・あまりに反響の多さに、ビックリしているのんだ。でも、同時に、意気に感じてバッチリやる気になってるよ。

  これは ライフワークみたいなものなので、 ゆったり行こうって思ってたけど、 もう、みんな 「何するの? 何するの?」 って 凄いんだもの・・オイラも タジタジ^^  まあ、ありがたいって思って感謝してるッす。<m(__)m>  ありがとうです。

  とにかく気にしてくれてるのは 嬉しいもんだね! さっそく昨夜の夜、司法書士事務所に行って、これからの 段取りを打ち合わせてきたところだよ。

 

 2009_12090011.JPG さて みんなの 質問で 毎日のように、されるのが、 根幹になっている、「二十一世紀に生きる君たちへ」って どんな、内容なんですか?って 質問、今日までに 16人くらいに説明したよ、 今後も、増えそうなので、 ここで 緊急紹介するね!

 

そもそもメッセージは 小学校6年生の国語の教科書に 載せられているものなんだ。

  美しい写真に浮かびあがる 司馬氏の、きれいな日本語が光る。 

好きな個所を、抜粋するよ。

  2009_12090013.JPG「人間は、自分で生きているのではなく、大きな存在によって生かされている。」という、この、自然への素直な態度こそ二十一世紀への希望であり、君たちへの期待でもある。

 

    自然物としての人間は、決して孤立して生きられるようには創られていない。このため 助け合う、ということが、人間にとって、大きな道徳となっている。 助け合うという気持ちや行動のもとは、いたわり、という感情である。 他人の痛みを、感じることといってもいい。 やさしさと言い換えてもいい。「いたわり」「他人の痛みを感じること」「やさしさ」・・・・みんな似たような言葉である。この三つの言葉はもともと、一つの根から出ている。

  鎌倉時代の武士たちは「たのもしさ」ということを大切にしてきた。人間は、いつの時代でもたのもし2009_12090012.JPGい人格を持たねばならない。人間というのは、男女とも、たのもしくない人格に魅力を感じないのである。

  訓練することで、自己が確立され“たのもしい君たち” になっていくである。

  ただ、さびしく思うことがある。 私が持っていなくて、君たちだけが持っている大きなものがある。未来というものである。   私の人生は、すでに持ち時間が少ない。、例えば、二十一世紀というものを見ることができ無いに違いない。

   司馬遼太郎さんは1996年に72歳で死去され、21世紀に、手が届かなかった。 この、随筆は、英訳され、世界発信されている。  心のメッセージの メッセンジャーとして、 オイラも、ちょっくら、 おっせかい させてもらうよ。 (^_^)/~

 未来があるって、当り前じゃないんだね、 オイラだって、限りある命さ。また、自分が生きて来て、これだけは大切なことだよ・・って、”思い”を、次世代につなげていけたら、 気持ちよく死ねるさ。

外国のことわざに、「よく働いた一日はよく寝れる。 よく生きた一生はよく死ねる」 っていうのがあるんだ。  

  二十位世紀を見ずに逝ってしまった、司馬さん・・・・でもね、きっと、気持ちよく死んでいったんだって確信しているんだ、オイラ!2009_12090015.JPG2009_12090016.JPG

「二十一世紀に生きる君たちへ」へのコメント

司馬遼太郎さんの、「二十一世紀に生きる君たちへ」本は今は絶版になっています。ジュンク堂に問い合わせたんだけれど、版元では再販の予定は無いそうです。
あれば、城戸歯科の待合室に2,3冊置いておこうかななんて考えて注文したんだけれどーーーー残念!
次世代に物理的な形以外で伝えたいものて、あるよね!!
すばらしい環境で育った先生だから このような夢があり
実現し伝えたいのだと思います
年寄りになると、日本のいや自然界の良いところがいっぱい目に付くのだが、若い人達にたいしてそれが、ぼやきと言う形でしか表現できなくなるのが残念なんだなー
先生の思いが、形になる日を  心待ちにしています
他人事ではないのだがーーー
江守先生って強烈に先生に影響を与えているようですね

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2009年12月12日

         

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