ルネ・マグリッド の中で

ルネ・マグリッド の中で

 P1070413.jpg小学校の時に、藤子不二雄作「魔太郎がくる!!」の中でマグリッド作・ピレーネ城を知って以来、
オイラはずーーとマグリッドに夢中なんだ。 

オイラが生まれて初めてインスピレーションを受けた衝撃的なベルギーの画家だ。
 20世紀美術の先頭集団にいたルネ・マグリッド。 言語やイメージ、時間や重力といった、私たちの思考や行動を規定する「枠」を飛び越えてみせる独特の芸術世界は、シュルレアリスムスの範囲にとどまらず、その後のアートやデザインに大きな影響を与えたんだ。 

そのマグリッドの展覧会が、マグリッド美術館(ブリッセル)及びマグリッド財団の全面的な協力を得て世界10ヶ国より130点の秀作が新美に集結しているんだ。
  「日常に潜む謎と神秘」がマグリッドワールドの神髄だ。
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マグリッドワールドは、夢の浮橋、今でも、もちろん進行形でオイラの脳幹をズンズンと刺激してくるぜ!
 
今回嬉しかったのは、この展覧会のための特別本・・
たった2000円でスーパー満足のいく内容だよ。
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これを開くだけでも、シナプスから神経伝達物質が放出されるぜー(^^)/
 
正気から切り離された幻想はとんでもない怪物を生み出すんだ。
人間はみなイカレテイルと仮定すればいいんだ。そうすれば、互いに理解しやすくなり数々の謎が解けるよ。

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 一流のマジシャンならば、誰でも知っていることだけれど、マジックで一番大切なものは観客の目をそらせることだ。
自分が本当にしていることから観客の目をそらし、重要そうに見えるが実は重要でないものに注目させる。
 
実はオイラたちも自分に対して全くおなじ事をしてきた。
自分の意識を物質的な世界にだけむけさせているんだ。 

目にP1070415.JPG見えるモノ、形のあるモノばかりに気を囚われているせいで、本当は目に見えないモノの方がずっと大切だと言う事に気がつかない。

量子力学の世界では目に見えない「エネルギーのフイールド」が登場する。このフイールドは物理学の専門用語で「場」と呼ばれる。  
 オイラはこれを「憩いの場」(^^;)と呼んでいる。

オイラたちがいつも目にしている物質的な世界は、実はこのP1070383.jpg目に見えない「憩いの場」に支配されているんだね。
「憩いの場」とは現実世界を創り出す工場みたいなもんね。

オイラたちの人生で主役を演じているのは、実は目に見えないエネルギーや、思考、感情、意識でしょう。
デモ、目に見えない為に、オイラたちはそれらを理解しようとせず、自分の為になるように活用しようともしてこなかった歴史があるのね。

そんで、もって なんとか、人生を変えよう、目に見えるモノを変えよう、まして世界を変えようなんて躍起になってもムダムダなのね。
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何かを変えたいのなら、
「今、目に見えるもの」ではなく
「これから見たいもの」に意識を集中することから始めないとね・・
 マグリッドは、そんなメッセージをオイラにぶっかけてくるんだ!  
  半端じゃあないよ・・デモ すんごくたのしい!   
 
「光は自分が何よりも速いと思っているが、それは違う。光がどんなに速く進んでもその向こう先にはいつも暗闇が既に到着して待ち構えているのだ」
テリー・プラチェット

「ルネ・マグリッド の中で」へのコメント

SY牧場のゆーこです。目に見えないもが大切なのは、本当にそうだと思うのです。目に見えるものは盗まれたら終わりですから。
ここのところ、コメントしていて気づいたのは、コメントするとわたし自身調子よいのです。
モチベーションが上がるというか、参加している緊張感か、とにかく今までのわたしと違ってきたのです。さゆりんからも言われてます。

私も行きました。今回は,オイラノ好きな「ピレーネ城」は展示されていませんでしたよね。私はやっぱり、「大家族」が好きです。
キリコやダリも好きですが、私にもマグリッドは特別です。

はじめまして、64歳の自称青年ジジイと申します。
毎回拝見しております。   まだまだ、拙者も終わらないぞという、勇気をもらっています。 オイラ殿が多方面にアンテナを延ばしているのはよく理解しているつもりですが、ブログとして文にするとなると、かなりの関連書籍を読み込まないと実現できないはずです。 時間のマネージメントが驚異的だと感嘆しています。
現在、オイラ殿の真似をして速読術を学習中です。またオイラの真似をして、美術と天体にも興味の幅を拡大中です。オイラ殿とは目指すところは違うのでしょうけれど、まずは真似させてもらおうかと思いました。 守破離の、守から青年ジジイですがやる気でやっていきます。

光の先に闇がある。闇の中に 何があるかを 想像たくましく 追求する学問 
学問は みんなこんなものでは無いのじゃないか。
答えなんて 無いのではないかという 苦しみと いや きっと見つかるという 夢を追っかける楽しさ(金になんかならないだろう世界)そんな世界の片隅に足を突っ込んだ オイラは 尋常な人間ではないのかもしれないと考えることが 多々ある 答えが 正解があるのではない 仮説を組立夢を追っかけ 少しでも 論理的に仮説が有効な役目をした時の 自己満足ではあるが お金に換えられない 楽しい世界である
今や 引退状態で 腑抜けの一人 でも 何か自然に 『それ本当かい?』なんていう 疑問に出会うと 闇夜に 灯りも持たずに 進んでいきたくなる 叩き込まれた性格は 変わらない
挫折の山が 振り返れば 彼方此方にあるのが見えるが いつか ドーパミンが どっと出てきて 体系図けてくれる時を夢見て
先へ進んでいる そんな感じ。 こんな人生も また楽しからずや

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2015年5月24日

         

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