おひさしぶりです。ダイブショップのDAIGOです。きどさん最近潜ってますか? オイラブログ欠かさず読んでます。この
「海底都市」という作品、ダイバー好みだなーって思って、コメントしました。 ショップにあったら目を引くでしょう。海水も大分冷たくなってきました。
《海底都市》
わが国最大の総合美術展・日展(日本美術展覧会)2015 が、六本木の新美(国立新美術館)で開催中だよ。
クライアントのSAKAE/Tさんがまたもや 入選したんだ。 SAKAE/Tさんは、プロではないんだけれど、オイラから見ると(えー、学芸員のオイラから見ても(^^)エッヘン)
プロ顔負けの作品を産み出してくるんだ。
SAKAE/Tさんのセクションは《工芸》 なので、
《絵画》が専
攻のオイラは、実はよくわからないんだけれど、直感でオイラが好む作品を今までも創ってきた。
いつもは、絵はがきになった写真をもらって見ていただけだったけれど、今回は、招待してくれたので、早速行ってみたんだ。
新美は、行き慣れた場所だから気持ちも開放状態で
気分は晴れ!
作品はブルーのフェルトで作成されていて、これがSAKAE/Tさんの特徴で、最大の魅力でもあるんだ。
作品名は 《海底都市》 小さい頃読んだ
「海底2万マイル」を 想いながら創ったんだって。![]()
この「海底2万マイル」というのは、ジュール・ヴェルヌのSF小説で
オイラもそれこそ、ガキの頃何度も読んだよ。
ネモ船長ね(^_-)
海底と宇宙って相似点が多くて引っ張られるんだよねー。
ディズニー映画にもなっているらしいんだけれど、
それは観てないや。
SAKAE/Tさんの作品はブルーという冷寒色を基調にしているのに、受ける印象は温暖色のオレンジなんだ。
フェルトの素材の温かみだけでなく、S/Tさんの人間としてのオレンジ色が出ているんだと感じているよ。不思議な世界に包まれる。。。
日本全国から選りすぐりの作品が書くブースに一杯になっているのだけれど、SAKAE/Tさんの作品はすぐにわかっちゃった。
ミンナ似たりり寄ったりのなかで、 「わたしは、わたしだもの」って
光彩陸離の存在感だもの。
たいせつなのは、どれだけたくさのことをしたかではなく、どれだけ心をこめたか・・・
そんな作品だよ。
大人の服着て大人の顔で生きていても、SAKAE/Tさんの心の中には女の子がいるのがわかるんだよなァ(^^)
彼女は、「多くは望まない。ただこうやって作品を創れることが嬉しい」と、言うんだよ。
とても、素朴で好きな一節
だよね。
だって、測るべきは、ここから夢までの距離より
昨日から今日までに進んだ距離だもの。
涙は弱さの証じゃあない。
むしろ、またひとつ強くなった証。
廊下で転ぶと鼻血が出て、人生で転ぶと、涙が出る。
これが真理なんだ。
涙を流さなくっちゃ、始まらないことだってあるんだもの。
イギリスの詩人が 「女の推量は、男の確信よりずっと確かである」と
いっていたが、これってそうだと思うよ。 女性には予知能力が備わっている。
「曲がり角を曲がったさきに、なにがあるかは、わからないの。 でも、きっと いちばんよいものにちがいないと思うの」
(赤毛のアン ルーシー・モンド・モンゴメリ作 より アンのセリフ)
日展は絵画の方も見たけれど、こっちでは、
オイラを捉えるような作品に
は出会えなかった。
まあ、いいさ・・・・
そてにしても、
新美のカフェでのサンドイッチタイムは、格別でんなー!
広く好かれれば好かれるほど 深くは好かれないものだ。
すべての規則に従っていたら、楽しみなんて、
何ひとつなくなっちゃう。
せめて 夢見る力だけは失うまいとする生命力、
つぎのSAKAE/Tさんの作品が待ち遠しいノー(^^)/
「《海底都市》」へのコメント
SY牧場のゆーこです。日展、知ってます。中学の時の親友が、多摩美を出て、絵画部門での入選を夢見ていました。まだ、一度も入選叶わずみたいです。SAKAE/Tも美大出身ですか。
工芸でも、絵画でも、小説でも、なんでも残せるモノがあるって、憧れます。 わたしには何もない。
「想いを超えろ」というラスト二あるメッセージと、「海底都市」の作品からでる表現が一致していると、思った。これは、今の僕の思いでもある。
村上春樹のブログの時以来のコメントです。
このフェルトの作品そのまま ハルキワールドを連想させられました。まだまだ可能性がいっぱいありそうです。さかえさんまた、世に作品を送り出してください。
オイラは、学芸員でしたね。 オイラから好まれる作品は、ブログファンからも好かれるのでしょう。 僕もいい感じだって好感触です。
測るべきは、ここから夢までの距離より
昨日から今日までに進んだ距離。
この言葉、今朝の収穫です。
あと5年で還暦を迎えるわたしですが、わたしも日々パッチワークアートに取り組んでいます。 SAKAE/Tさんも、プロではないということですから、その、活躍は、わたしにも励みになり勇気になります。
わたしも、いつかは、オイラにブログアップしてもらえるように、頑張ってみます。
「多くは望まない。ただこうやって作品を創れることが嬉しい」
これは、わたしも同じ気持ちです。
赤毛のアンのセリフが、好き!
今日からわたしも、この姿勢で、やっていきます。 なんか明るい^^;
海底都市ーってネーミングがステキ!
ナミも何か表現できるものが、あるといいな、
工芸作品は、ナミには才能ないし、文才もオイラみたいにないし、やっぱり、ナミにはダンスしかないかな。
ガンバレル気になってきた。
ネモ船長、「海底二万里」、俺も読んだ。冒険もの好きだった。
芸術音痴な俺だけど、≪海底都市≫わりと、いいんじゃあないですか、見ていて飽きない形だし。
SYのさゆり参上です。芸術の趣味持っている人って羨ましいです。真似できないからです。音楽もそうですけれど、クリエイティブな人って、100%魅力的です。
作品はブルーという冷寒色を基調にしているのに、受ける印象は温暖色のオレンジなんだ。・・・・さすがはキュレーターの感想です。 こういう感性って、忘れてはイケないと思った。
なんでも、合理的になることだけを追求する今の、社会はけっこう淋しい。
日展で入賞するなんて、たいしたものです。プロの芸術家も参加しているし、潜在的可能性を、ブルーに感じる。
いい話でした。
何でも自分を高めるものを持っている人は性別関係なくアトラクディブです、半世紀生きてきてそう感じます。
地中海をイメージしてないですか。私にはそう感じられますが。 私は写真をやっています。 エーゲ海を季節ごとに追っています。 この作品に共鳴するものがありました。
「女の推量は、男の確信よりずっと確かである」とても面白い、40年連れ添った女房を見ていると、これは正しい。文面から推測するに、SAKAE/Tさんは女性。
うちのワイフとは、大違いだ
オイラさんブログ、毎回夫婦で拝見、楽しませてもらっています。
この(海底都市)部屋に置きたいです。 ひらめきました。
気持ちが安らぎそうな気がするからなんです。海のもの、集めているのネ、さくら貝とか、ガラス玉の綺麗なものとか、あるん。
日展行きました。 海底都市も見ました。
SAKAEさんは、沙香江さんですね。実物は思ったより大きかったです。素敵な存在感で、いちばん良かったと思います。
オイラの周りには飛びきりの人がいっぱい。
これって、引力なんでしょうか。
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2015年11月11日

おはようございます。今朝の豊橋は久しぶりの日本晴れで、気持ちがいいです。 SAKAEさんの作品は、ミステリアスですね、あまり見たことがないような作品だと思います。わたしもこの感じ好きですね。