ダイヤルMを廻せ 前編
『ダイヤルMを廻せ』というヒッチコックの映画があるけど、
今回のMは、前号で登場したオリンピックのM選手のこと。
M選手とはハンマー投げの室伏広治選手のことなんだ。 今回はあえてMと言わせてもらうね!(^^)/
Mは38歳 、ロンドンでは銅だったね! 日本選手権クラスだと17連勝中で無敵だ! オリンピックは金でないと、見ている方としては気持ち良く無いんだけど、唯一この方、Mだけは違う。
なんたってメッセージがオイラのカラダの芯にを突き抜ける。 6月に 出した著書
もかなりいい。題名がまたいいんだよな。 『超える力』 ・・・・ とにかくMは素晴らしいし本当に尊敬してやまない。
今のMの練習法は「赤ちゃんトレーニング」 ・・「筋肉が発達していないのに、な
ぜ倒れない? あのバランス感覚は大人にはない!」「四つんばいになって対称の手と足を伸ばしながら進む。
これで『全身の筋肉を上手く使うことが可能になった』というんだよ。
20代の時は、丸太を肩に担いで、ブンブン回してた。起きている殆どの時間をトレーニングに費やしていた。
でも今は、赤ちゃんトレーニングで2時間ほどだ。
人間は生物なんだから、ずっと同じペースでは行けない。
体力が落ちたんだから、今以上に練習しなくては・・練習量は裏切らない・・という理論が20代に当て
はまっても
38歳のMには害にになると言い切っている。
若いときは、”調子のいいときが週に5回はくる” でも、今は ”2週間に一回くらいしか調子のいいときが無い” 逆説は、2週に一度はイイ日がある。
その日を、勝負の日に いかに合わせられるか・・ 合わせられれば、記録は出せる・・・
20代ころは、瞬発力とパワーで勝てた。 今は投げる角度とバランスだという。
それにしても、 赤ちゃんトレーニング映像で見たけど、かなり勇気がいるよ。
こんなので 大丈夫か??って 通常なら受け入れられないと思うもの。 提唱者がチェコにいて、Mはそこまで行って直接話をして、 「これだ!」っ自信を深めていくんだけど、雑音もすごかった。
みんな見たこと無かったしね。 正直・・・「狂った」とまで いわれた。
ハンマーの世界では、殆どの選手が、ドーピングをする。
禁止薬物でなければ、使わなければソンだという発想だそうだ。 脱法ハーブと同じ発想だね。
それがイキすぎてドーピングで引っかかる選手が後を絶たない。 Mは野菜と肉で、クスリは禁止外だろうと何だろうと使わない。
この点が 世界から尊敬されているもっとも大きな点だという。 スポーツの世界のクスリの実態は相当ドロドロしていて、メダル至上主義の落日。。。
オイラが、Mに対して、好感を持ったのは、自分が言うことは、「アスリートだけではなく、ビジネスマンにとっても、主婦の人にも、生きている人みんなにキット
参考になると思うんだ・・」って、ハニカミナガラ言ってた姿ね。 本片手に、悪い本では無いとおもうんだけどな・・ なんて言っててさ・・・・・・・・・・・か憎めないんだよな・・(*^_^*)
Mのトレーナーのグスタフ・コーチの話だと、このトレーニング法でやるとMのピークは4年後ぐらいだって・・・えっ!
リオ! リオでッカー!!!!
ハンマーの話をし出すと いつの間にか宇宙の話になるほど宇宙好きっていうのも、イイでしょう!
漫画家のさいとうたかをも、Mのファンで、
新しく実写版でゴルゴ13を映画化するなら M以外に居ないと言っている。
☆茶目っ気の中にもメッセージを感じる・・・・
「ダイヤルMを廻せ 前編」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2012年8月11日

毎日毎日 オリンピックの記事 甲子園もかすんでる。 でも、Mアスリートの強靭な意志による 良いと思ったことを 周りを気にしないで貫く精神 これこそ真にアスリート 赤ちゃんを観察して自分の体力維持に取り入れるなんて 発想が違う。 うなってしまうよね。 今回の日本のオリンピックの各種目の結果はオイラをワクワクさせてくれているが 政治の世界では 大変なことが 日本の周りの制空権が韓国に 中国に奪われていく 頑張ってくれている自衛隊には申し訳ない。野田総理は 大局を見失ったのではないかね。