Dr.城戸のインプラントブログ

えねるぎー

 P1040617.jpg今日は、週末は、いつも手厚く指導をしてもらっている、

K大のゼミの関係で、仲間と共に
東工大に、乗り込んで行ったよ。
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 先日の上智大での、オイラの
アイデアが、不思議?と評価され
,今度は
東工大ってわけね・・ 
またまた冷や汗ものだったよ。
  今回も次世代に繋がるエネルギーについて・・・
 日本は資源が無いために、原発へと向かったんだよね。 
その為に、大きな恩恵と、大きなリスクを同時に与えられたんだ。 産業構造から言っても、いきなり原発をゼロにすることは、現実
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的ではないし、そうすべきでは無いと思う。でもね今後、
世界が脱原発に舵をを切っていくことは間違いない。
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中長期的には、原発はフェードアウトしていくのは確実だ。 前回の上智大と、今回の東工大を尋ねて、つくづく感じたのは、ことエネルギーと言うと、「国が原発の研究者にしか研究費を出さない」ということなんだよな。
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 エネルギーの研究者にとって、原発というのは、 「超花形」であって、原発以外のエネルギーの研究者は、研究室に助成金もこないし、
学生も集まらない、目立たない地味な存在であったと言う事なんだ。 
   今回は メタンハイドレートという、えねるぎーの事を
ディベイトしたけど、研究者達も、今までかなり肩身の狭い思いをしていたという。
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 今回、急に脚光を浴びることになり、協力してくれる賛同企業も出てきて、「夢のようだ」としみじみ言ってたよ。 
「そんなもの研究してどうするんだ・・」という周りの超えに惑わされず、信じて貫いてきた研究者の人たちには頭が下がるばかりだったよ。
 メタンハイドレートって言うのはね、「燃える氷」なんだよ。氷の様なメタンハイドレートに 火を近づけると燃えるんだよね。 
メタンガスが封じ込まれているから、燃えるのは当たり前と言えば当たり前なんだけど、なんと言っても環境に優しい。
 そしてなんと言っても注目すべきは、嬉しいことに、このメタンハイドレートが日本近郊の海底に驚くべき程、大量に眠っているってことなんだ。
  輸出出来るほどあるって言うんだよ。 『日本が資源大国!!!!』
こんな 夢か冗談みたいなことが、現実にある。 このメタンハイドレートの分布図を見ても、いかに日本が資源に恵まれた国であるのかわかるよね!
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 海底からこのメタンハイドレートを取り出すのが、課題らしんだけど、今までは、国家が気合いを入れて取り組んでいないから、
出来てないのであって、
「真剣にやれば、決して高くないハードルです。」って研究者の先生達の目がキラキラトキメイテイタヨ。
チームのトップは東大の先生で、MH21というチームだそうだ。
  えねるぎーに関しては、「太陽光・地熱・風力・微生物など」あらゆる方面からも、スピーディーに国家的にやっていくのだろうけど、
 
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「日本の海底資源・メタンハイドレート」は、この中でも、群を抜いて魅力的だと思う。
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  原発の研究者達に「メタンハイドレートは取り出すのにコストがかかりすぎる」と言う事で、敬遠されてきたけど、あの事故以来、
コストのことを言うのはナンセンスだよね。
  日本が資源国家になる可能性があるというだけで、ワクワクした気持ちになれる。
 ここは、オイラも同じ方向を向いていくよ!
                        (^^;)
  
 

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