群れ

群れ

P1070149.JPG先日は、神奈川県の歯科医師会館に、
27年度の「歯科検診」事業の説明会に事務兼秘書のAzukoと、一緒に行ってきたよ。
  といっても、内容は事務的なことが殆どなので、Azukoにすべてを任せオイラは、フランス語のテキストを広げて、この後の外語大の授業に備える。

そうしながらも、「群れ」とは、なにかと考えていたよ。
 

P1080408.JPGというのも、会場は満員御礼でさ、まあ、義務的な集会でもあるので仕方が無いのだけれど、群れまくり。

 これだけ歯医者関係だけが、集まるのは、薄気味わるいものなのだー。
 オイラもその群衆の中に居たんだけれど、魂は分離したかったらしく、いつの間にか幽体離脱していたのね(^^)
 
「才能を枯渇させる 最大の誘因は、群れることだ」
K大のP1070160.JPG経済学部のゼミの教授がこんなことを言っていた。
「未来に、独立したり、その会社のリーダーになるひとに群れていたものはいなかった」・・と。

その分野のリーダーになる人は例外なく孤独を好む。
孤立していたわけではないが、孤独が、好きなんだね。 
孤立は他人から排除されることであり、孤独は自らが選択するもの
だ。この二つは全然違う。

これは、どこの世界でも同じで、政界や芸能界でも、耳にするでしょう。
「田中派閥」「たけし軍団」「アッコさんファミリー」とかね・・・
群れのP1080401.JPG看板のアッコさんだけが目だって、ひとりひとりのメンバーはその他大勢に埋没して行く。 

確かに群れるのは、安心するし、その場限りの寂しさは紛らP1070162.jpgわすことができる。
でもね、群れて騒いで慰め合っている限り、人の才能はどんどん枯渇していくんだ。
それに、 「群れると、二度目の死が早く訪れる」
 
知っておきたいことは、人は誰もが、二度死ぬということ。
一度目の死で肉体が滅ぶ。二度目の死では、この世で生きた証が跡形も無くなくなる。

  
つまりだよ、二度目の死では、あなたが生きていた事実が、すべての人の記憶から末梢されるということだよ。
 
そう、思うと、人の価値は一度目の死ではなく二度目の死で決まると言える。
その証拠にたとえ夭逝しても、何百年先にも名前が残る偉人がいる。
その偉人たちはこの先もずっとオイラたちの記憶の中で生きP1070148.JPG続け手いることになうでしょう。   

 アインシュタインや、ヘレンケラーなどオイラの海馬の中で生き続けている偉人たちの数は両手でも足りない。
 
群れれば群れるほど二度目の死は早くくるんだ。 
 格安ショップ、激安ドンキーホーテと同じで、ビッシリと所狭しと商品が陳列されるように、、人もウジャウジャ群がると価値は確実に降下する。  
 
まあ、人生一度くらい自分より強い者に立ち向かってみなくては、ナンの面白みも無い。
  
群れていては、そういう発想は封印されてしまう。
P1080411.JPG  みんなと同じが一番って、なっちゃうからね。      

おっと、説明会が終わったみたいね。
 Azukoは、チャンと聞いていたかな?  

    この後 桜木町駅の隣にある昔ながらの洋食屋で、オムライスランチを食べて、
オイラは府中へ、 Azukoは恵比寿へ、と散る。

「群れ」へのコメント

『孤立していたわけではないが、孤独が、好きなんだね。』
この言葉 大好きだね 高校までは群れる教育 群れの中にいないと 群れから 逃げた 羊のように牧童(教師)が 追っかけてきて 群れに連れ戻す 彼等は それが 仕事と思っている
最高学府に進学すると 群れに慣れた学生は 暫らく 群れ習慣を続けるが 1年ぐらい経つと 群れが崩れ始める ようになる(目的なく進学した学生は 群れをつくりたがる そうしないと 不安だからであろう …推測)
学ぶべきものを 見つけた学生は 徐々に群れから離脱 個性を磨き 自己の目標に向かって 優れた師を嗅ぎ分け 垣根を越え 教えを乞う ここからが 真の苦しみと 楽しさを味わう時間に変わる そんな風に 自己体験も含め 今回のブログを読ませて頂いた。

昨夜はSY牧場でした。いつもとはら場所を変えて小田原で開催です。今回は、ちーこも、加わり3人でシャナシヤナになるまでの女子会でした。
孤立と孤独のくだりのところが、ハッとしました。 ちーこも、オイラBと、ハンターBの読者になりました。よろしくお願いします。

オムライスおいしそう。
 わたしは、
「格安ショップ、激安ドンキーホーテと同じで、ビッシリと所狭しと商品が陳列されるように、、人もウジャウジャ群がると価値は確実に降下する」
というフレーズに、ドキッとしました。
 また、いつも感じるのですが、コメントの【ピンジーン】って方、かなり勉強していて、コメントも鋭いですね。
新聞社の主筆みたいな立場の方なのでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2015年5月16日

         

PAGE TOP