院長ブログ 2013年7月

夏休みのお知らせ

7月30日(月)ー8月9日(金)まで夏休み

8月10日(土)より診療します。


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藤沢市 インプラント 湘南藤沢のインプラントセンター

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いきの構造

「いき」とは外国には見られない日本特有の感覚だ。
この「いき」の構造が、日本画・美人画に浮き出ているんだ。 オイラの目にとまっている作品を紹介するね。結構、これが面白いんだ。

P1100815.JPG岩佐又兵衛(いわさ・またべえ)ー「浄瑠璃物語絵巻」じょうるりものがたりえまきー安土桃山時代
又兵衛の描く女性の顔は独特で味があるんだ。平安の頃の下ぶくれ美人を引きづって居るのかと、思いきや、あれま・・ ふっくらとした頬に、唇から顎までの距離が異常に長い。オイラには色白のアザラシにしか見えないよ。 本当にこの時代に好まれていたのかな? 

P1100817.jpgP1100816.JPG
菱川師宣(ひしかわ・もろのぶ)ー
「見返り美人図」みかえりびじんずー江戸初期
 この絵で見せたいのは、帯、着物の柄、髪型だ。そして振り返る女性のポージングがそれらを引き立てている。 よって、顔は重要ではない。 ・・・と、このことはわかるんだけどね、まあ顔に注目してよ。目は小さくて、おちょぼ口、やたらと面長だ。
 
とても美人とは言い難い。
 だからこそ、この振り返りの姿に目が行くのだろうが、師宣が、洒落でそうしたとしか思えないんだよな。

P1100818.jpg宮川長春(みやがわ・ちょうしゅん)ー「遊女聞香図」ゆうじょもんこうずー江戸中期
これには、脱帽。  女性の顔に媚態がある。媚態・・異性と自分との間に於ける緊張状態のことだ。
 富士額(ふじびたい)、豊満な頬に。後れ毛がかかって、肉づきもゆったりして優雅だ。 なまめかしい視線をななめに落とし、物思いにふけっていても、キリッと芯は通っている。 見れば見るほど吸い込まれる、天才的な画法がオイラを呼び込むんだ。

P1100820.jpg曾我簫白(そが・しょうはく)ー「美人図」びじんずー江戸中期
「美人図」といっても、モチーフは『狂女』なんだ。顔はわりと美人なんだけれど、くわえているのはビリビリに裂けた手紙だ。眼はうつろで焦点が定まっていない。
 描かれた女性のただならぬ状況に強く惹きつけられ、ついつい見入ってしまうんだな。 狂女というのは、幽霊と並んで、当時人気の題材だったんだ。何に、狂ったかって、それは恋でしょう! いつの時代も同じだよ。

P1100825.jpgP1100823.JPG
上村松園(うえむら・しょうえん)ー
「晩秋」ばんしゅうー明治時代後期
 
松園は、女流画家なんだ。 妻子ある人の子を産んだり、奔放な生き方を選択した。家庭的なことは、拒否して絵に全霊を注いだ。
 女性の美しい仕草、芯の強さを誰よりも気品高く描いた。
オイラの一押しだよ。髪の毛の表し方が特徴的。 
描き込みが細かいというのでなく、ふわーとしているでしょう。
松園には偽物も多く出回っているんだけれど、髪の毛を見れば即、鑑別できる。この立体感は出せないんだ。

松園は、同姓として女性を内側から描いている。『女性らしさ』ではなく、『女性が内面にもつ強い意志と気品』を描いていた。この絵では、ふとおとした控えめな目線が美しい。

イヤー、「いき」だねー。暑い毎日が風流な日になる。
 









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時空を超えて

P1100826.JPGニコちゃんと、ダニエル君だ。 
本日木曜日、オーストラリアから尋ねて来てくれたんだ。 写真は一緒に、我が家で食事を共にしたときのものね。
  二人は兄弟で、ニコちゃんは21才で、ダニエル君は19才だ。 オーストラリアから遙々来たね。  歓迎だ!  

オイラの弟のヤスタカ君が高校時代、オイラと同じくオーストラリアに交換留学してね、そのときの交換学生がピーター君。 ピーターくんも、やがて所帯をもち、二児の父となった。 その二児が、ニコちゃんとダニエル君ってわけさ。  
  
ダニエル君と、かつてのピーター君は,瓜二つだ。  会食会には,オヤジとオフクロも参加したのだけれど、 オヤジはダニエル君に「 おー、ぴーたーくん、あんた わかくなったねー」と本気で話かけていたもんんなー。  オイラが、「違うよ、こどもこども」と諭すと、「いやー最近、熱中症で入院していたもんで、みまちがえた」とバP1100827.JPGリバリの日本語で話すモンだから、オーストラリアの二人は、キョトーーん??
  
  ピーター君は、交換留学生として山手学院に1年間通ってたんだ。 そのとき、磯子の女の子と知り合ってね、その女性と結婚したんだよ。  よってニコちゃんも、ダニエル君もある程度の日本語は理解できるんだ。 でも母国語は英語。 英語で話したら、もの凄い綺麗な発音。 あーくやしー(T_T)
 
クリニックのキャスト達にも紹介したら、S美が、「やっぱり ハーフはいいなー、あーあ」とため息。
image.jpegなんだそれー・・。日本人よ目覚めよ、なーんてね。
  ニコちゃんはイベント会社でプロデューサーの仕事をしていて、日本行きのバケーションの調整が大変だったんだって。
ダニエル君はフリンダース大学の理工学部1年。 日本で言うと早稲田の理工みたいなところだ。 オイラが「良くは入れたね」って労うと、「ハイスコアが必要で大変だった」って当時を回想してimage-1.jpegいたよ。 
「あのとき、がんばれなかったら、ずっとダメだから・・」と真実を射抜いていたよ。
しかも、オヤジに気をってか、日本語でそう言うん
だよ。  
それにしても、ピーター君の奥さんはたいしたものだよ。 サクッとした性格で、気持ちimage-3.jpegがいいんだよな。 ピーター君を追ってオーストラリアに行ったときは、 「あらまあまあ」という、声がほとんどだったんだ。
 語学も全くできないし、そんな、流行で行って大丈夫なのか?  そんなに甘くないでしょう、という外野の声。
  実はオイラも、ちょっとキビシナって思ってたよ。  
 それがどっこい、「この地に足が着くまでは日本に帰らない」と覚悟を決めて、まさに一心不乱で突き抜けた。 彼女の言い分は、
「行く理由を言うのはスラスラ出てくるけれど、行かない理由は説明するのは無理がある」image-2.jpegといったものだったんだ。
 その結果、こんな素敵な家族と、今も、アデレード(南オーストラリア州の州都、かつて ユキオ キド が高校時代に留学していたことでも知られる、とっておきの場所)で幸せに暮らしているんだ。
 
みんな、『オッカムの剃刀(かみそり)』って知ってるかな。  
「同じ事柄を説明できる理論が複数存在する場合、その中でより簡単なものを正しいと考える,というもの」   
彼女の流儀は、まさに、オッカムの剃刀そのまんまだ。   

オッカムの剃刀を天動説(地球が宇宙の中心で他の天体が地球の周りを回っている)と地動説(太陽が中心で、地球は太陽の周りを回っている)に当てはめ15b679ab.jpgてみるよ。

「惑星の動きを説明するのに天動説よりも地動説の方が簡単な説明ですむから、地動説が正しい」となる。
 ピーター君が日本に来ていたのは、もう30年以上も前の事だ。時を越えて、そのDNAの継承者が、こうやって,尋ねて来てくれることは、無常の喜びだ。
 「ピーター君はどうしてる?」との問いかけに
「デブになりました、げんきです」と笑いながら答える二人の存在に
時間はななめに流れていった。

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入生田にて

P1100666.JPG入生田、「いりうだ」と読む。 ちいさなちいさな駅だ。 オイラがこの駅に降りたのには、わけがある。
「生命の星・地球博物館」が、ここから3分の所に聳えているのだ。  
小学校の時から「ヨシダ先生」と呼んで慕っている人物がそこで副館長をしているんだ。年齢はオイラより10ほど上だ。  漱石の「こころ」の中にも、そんな「先生」と呼ばれる登場人物がでてくるけれど、あんな感じなんだ。  
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 遡ること一ヶ月、ヨシダ先生が尋ねてきてくれた。 一緒に昼ご飯を食べた。ウマイ昼だった。
地球博物館のことを熱く語っていたんだ。 ちょうど21日から「ユキオ君の好きな、魚の特別展もやるからどうだい? 」ってことで招待券まで置いていってくれた。 
朝一番、まだそう暑くならない時間帯を選んで、入生田に足を落とした。とても懐かしい空気だ。
 秋田のおじいちゃんのところを思い出したよ。

「ヨシダ先生も、こんないいところで働いて居るのかーいいなー」っと、嬉しいやら、羨ましいやら。
P1100691.JPG
特別展の主P1100670.JPG役、 水中カメラマンでもある益田一のことを知らないダイバーはいないよ。 
オイラも魚の名前や生P1100696.jpg態を全て益田さんの図鑑で学んだもの。まさに伝説のダイバーなんだ。 さかなクンの知識もほとんど、益田さんの図鑑によるものだよ。
 
そんな益田さんの水中カメラの展示もあって、一時間ほどそこにいたよ。  水中で魚の撮影って、P1100659.JPGやってみたらわかるけど、かなり困難を極めるんだ。 人間みたいに「ハイ、ピース」ってわけにはいかない。 目指す被写体に出逢えても、P1100684.JPGあっといまに岩陰に隠れちゃうんだもの。 そこをどうやって撮すか。そんな特集コーナーもあってね、いやー、オイラの撮影法と180度違う感じ。
 「魚を追わない、追われるようにする」とか、名人芸だよこれ。
 地球博物館を入ってすぐのところに、アラスカの熊の剥製P1100698.jpgがあるんだ。グリズリーだ。
 で、デカイ!こりゃーダメだ(>_<)     

常設展の方も、「宇宙の誕生から地球ができるまで」というコンセプトの展示で、オイラの好みが炸裂。あー来て良かった(^^)/  標本も1万以上あるんだよね。 かなり充実しているよ。
P1100753.JPGなかでもオイラのお気に入りはこれ、ラフレシアだ。これは「世界最大の花」。 直径1メートルにもなる。
3年に一度しか花を咲かせない。咲かせたら3日ほどで腐ってしまう。 花の匂いは、いや臭いは「まさの便所のそれ」と表現されている。 

  夏休み、なので家族連れが多かったよ。子供って、なんであんなに恐竜を好きなんだろうね。 もうハシャギっぱなしの小学生の大群が沢山いたもんなー。
P1100733.JPG
オイラは恐竜より、隕石の方が好きなんだよな。 だって宇宙から舞い降りて来たわけでしょ。『どんだけ素敵な旅』をしてきたんだーって咆哮しちゃうよなー。
そういいながらも、この隕石「恐竜のうんこ、かと」思ったオイラでした。。。
土星の衛星でタイタンっていうやつがいるんだよ。 水星より大きいくらいだから結構でかいんだ。
衛星って言うのは、地球と月みたいな関係ね。  そのタイタンにが太陽系の中では地球に一番似ているんだ。 タイタンP1100710.JPGでは、液体メタンの雨が降り、メタンやエタンの川や湖が存在している。
これはNASAの土星探査機カッシーニによって確認されている。  うーーん地球外生物いるいる絶対いるー。
P1100711.JPG地球博物館・・・自然科学の面白さを思い出させてくれるよ。  なんというか童心にかえっちゃうね。 
 いけねーいっけねー わすれていた、とても大切な,この触感。
 日常が、あまりにも忙しいなんて、自分を憐れんでいると、毒牙にさされる。
 気分は 入生田だ・・・ 帰りに かまぼこ買った。好物なんだ(^o^)


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「不合格」

P1100643.JPG「不合格」の通知が来た。
 ダメだとワカッテはイタモノノ、ちからが消えてゆくぜ・・
チャレンジャーでいること・・・このことは、どんなにオイラを生々しいとしたもの、新しいもの、自由なもの、まことなものを与えたろう?
チャレンジャーでさえいれば、オイラはいつも本当のオイラとなった。


6月9日のオイラブログにのっけた銀行系試験ね。  この試験に通ると、イイコとがオイラに一個あったんだよ。  7年前に取得したFP(ファイナンシャル・プランナー)という、資格があるのね。
 実P1100638.JPG際は、オイラには何の役にもたっていないんだけれどさ。
これが厄介でさ、2年ごとに継続教育を受けて更新しないと、パーになってしまう。
 しかも、その継続教育が15単位も必要で、もう凄い負担。かといって、折角、とったんだから・・という「もったいないお化け精神」が顔お出すんだよな。  

しかし、この銀行系試験パスすれば、一挙に単位満了になるんだ。 それでね・・・。  過去にも証券会社系の試験を受けimage-3.jpegて単位免除にしてもらったこともあってさ、まあ トライしてみたものの撃沈!!! 
このざまだ・・。 
反省点は、「計算機に精通しないと時間切れになるので、計算機と友人になれ!」ってところかな。   
 ここで「どうせ本業と関係ないんだからどうでもいいや」と投げてしまうと、全てに於いてこういう癖が付く。 それは本業にもいずれ及び、
「オイラでなくても、他の歯医者がやればいいんじゃん」という末路をたどるんだ。

 これは 哲学用語で「合理化」といわれている自我防衛規制。欲求が満たされなかったことに理屈をつけて正当化することなんだ。  
イソップの寓話の中に「酸っぱいブドimage-4.jpegウ」というのがあるの知ってる? ブドウを食べたいのに食べられなかったキツネが
「どうせあのブドウは酸っぱいさ」って捨てゼリフをはいたって話ね。

これは、理屈をつけることP1100601.JPGで欲求不満から心を守ろうっとしている例ね。 試験の直前に、勉強もせずにゲームばかりしているのは「逃避」。 意識すると都合の悪い欲求を無意識の中に押さえ込み、意識しないようにすることを、「抑圧」。  「あいつの 言うことを気にしていたらきりがない」といって無視するのはこれね。 
  おやー、この不合格通知、「不合格」の下に(合格点の90%以上の成績)と印字されているではないか・・!  うーーん あーあ、もうちょっとだったのになー、まあ、いいや どうせあのブドウは・・・(>_<)
 
 今ね、明治から大正、昭和初期までの文学作品を多読しているんだ。 いかに自分が、甘っちょろいか露見されて、気持ちいいよ。  
この時代の超人たちは、富士山のように気高い。
読んでて気になるのが、著者の経歴がみな同じで、もうこの場所にしか文化がなかったのか?って思うほどだよ。
この場所とは「一高→帝大」のことね。帝大は今の東大のこと。
   夏目漱石・正岡子規・谷崎潤一郎・和辻哲郎・山本有三・picc003.jpg芥川龍之介・菊池寛・芹沢光治良・川端康成・堀辰雄、もうきりがない、まだまだいるよ。  彼らの小説のほとんどが、ここを舞台としている。
  オイラの時代ではないのでオフクロに、そこんとこの事情をインタビューしてみたんだ。 
オフクロはもう超のつく文学少女(今は、ばあさん)で、事情通なんだ。   
そうしたらね、やはり全国の秀才がここに集結したらしい。蛍の光でpicd008.jpg勉強してきた苦学生も、ブルジョアも両方いた。
全寮生で、かれらの相互の化学反応たるや、日本中を震撼させ、文化を創造していった。
 「父が憧れていたのよ・・入れなかったことをずっとコンプレックスにしていた」  
  ここで言う父とはオイラのオフクロ方のおじいちゃんだ!    「そうか あんなコワモテの自信満々のおじいちゃんでも悔しいことってあったんだな・・」  

そういえば、上記の作家達は例外ゼロでみな、ドロドロと人picf001.jpg生を悩み、血を吹く挫折を味わっている。
 芥川や川端は自殺している。     
こんな人達だって、悩み敗れていくんだ。 有名になればそれだけ、悩みも倍増する。苦しいんだ。  
  楽な人生なんてない!   「楽」の正体は「逃避」「合理化」だ。
 
picc011.jpg 『不合格』に 向き合えるオイラでいたい。
 
芥川や川端も逃避による自殺だと、オイラは思っていた。
でも違うんだよな。 
あれは 正面から向き合って出した一つの答えだったんだ。 

ここまで 向き合えること自体、限界飛翔だ。

こういう昔の写真、なーんかいいんだよな!! 魂がある。
(前列中央・菊池寛)

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人生の途上にて

P1100234.JPGエネルギー消耗する灼熱地獄が、続いているね。
 オイラのオヤジに至っては、熱中症(たぶん)で3日前から、入院しているよ。40度の高熱で、岩のように固まっていた。
 昨日、見舞いに行ったら、余程、人恋しいのかまあ、よく喋る喋る。調子のりすぎ。 点滴打ち過ぎだな(^_^;)。
  
さーて、オイラはというと、美術史科の学生していたよ。 研究生なので、講義科目も、選択制で好きに選べるのが嬉しいんだよね。   というわP1100227.JPGけで、オイラは専門科目以外に「哲学」「日本文学」をチョイス。 メチャクチャ面白いんだ。 どちらも「そんなのやって、何になるの?」っていうスタンスがいいんだ。 「歯を治療するためにーー歯の削り方を習う」「法廷論争で必要だからーー法律をやる」といった、
P1100255.jpg1+1=2  みたいな 生き方に、だいぶ前から限界を感じているんだ。 1+1=3かも、4かも、0かな、みたいな形而上の可能性がいいんだよね。  
 あは! 何言っているかわからないか?  うーーん、例えばさ、ここに福山雅治とオイラが並んでるとするじゃあない。 100人中100人の女性が、福山雅治の方に駆け寄っていくでしょう。 でもそれは人間だからそうなだけ。ゲンゴロウや、カマキリのメスだったら、どうだろう。
モチモチしているオイラの方がいいかもしれないよ。
富士山上空から見たら、ふたりとも、ただの2つの点に過ぎないし。
 価値観なんて、実にいいP1100637.JPG加減なモノだもん。 
「これは、これだ」「これには、あれだ」的なモノに、「はい、そーですか」じゃあ、大衆の奴隷だ。
コペルニクス的転回で、灰色のチッポケな脳髄働かせなきゃ、「あーあ。ふうー」という終末期がオイラに忍び寄るんだ。
サタデーナイトに、丸ビルで、OK牧場もしたんだよねー。 ツカちゃんには今年、有名大学に入った、優秀なお嬢さんがいる。 彼女が、「就職するには、法学部とかがいいって学校の先生は言うんだけど・・」と相談されたんだって。そP1100243.JPGの時、本人希望の文学部を「文学部の方がいいニキマッテル」と推したP1100247.jpgのが、ツカちゃんらしいところだ。 
そもそも、その「就職に有利」という選択の仕方ほどマヌケことはない。そんなの、いまでは2,3年で移り変わるし、なんの主体性もない。 因みに、オイラが歯学部に入るときは、ポパイとホットドックという雑誌上で、歯科医は、二誌とも人気職業No.1 だった。2位はパイロット。 今ではどっちも100位にも入っていないよ。 ねえ・。 
「創造に脳幹を上下左右させる時期だ」と、 大学生生活にオイラは思うョ。 
OKでおでんやさんに行ったんだ。 いやー 驚いたね!  そこの店長、オイラが行きつけの、辻堂のおでんセンター"ひげ天"のマスターそっくりではないか。 おでん作ると似た顔になるのかなー・。
どうも似すぎると思って、確かめてみたら「入ってきたときから気づいてました・・でもまさかと思って・・」だってさ。 「おでんセンター、もうかってまんなー丸ビP1100627.jpgルに店出すなんて・・」と実にゲスな言葉を投げかけると、「いやーたいへんです」と、なんかしんみり。 ガンバ(^^)/
  
オイラもたびたび 弱気の虫が多数を占めることがある。 夢に向かって行くと、その世界を知れば知るほど自分の才能の無さに愕然とし、絶望の捕虜になる。そんな、潜在性がこオイラの言葉に出るらしく、ビシッと指摘されたよ。
「きーちゃんさ、気になるんだけど、『おれなんかじゃあ、』って何?」「大丈夫だよ、何、その弱気」  
オイラが、「こんなこと言うと、まあ笑われるけど・・」 などと、最低の前置きをしようものなら、「笑わないけどね!」とキラリと刺す。
 そんな空間と時間の中でオイラは自分を取り戻していく。
P1100628.JPG 
W大の方は、発見発見の毎秒。これはいいとして、K大の方の論文修正の資料もらいに経団連にも行って来たよ。 まあ、なんというか、ものものしい所だった。
 思わずお腹ヘッコメタもんね。
 P1100624.jpgもう二度と行く事もないだろうけど、ここが経済界の中心なのか・・と思わずビルのテッペンに目をやったよ。
帰ってきて、メールをチェックすると、勤務医時代の先輩達の訃報、ふたりとまだ50代だよ。心筋梗塞、  あんなに元気で、罵倒浴びせてくれたのに・・。激励してくれたのに・・。
自分は、極近いうちに死ぬ・・という「死の先駆的決意性」を持つことで、人間は他の誰でもない、本来的自己回復して実存を確立する
 これはハイデガーの言葉だ。 
2人の先輩の急死。
オイラに、このドイツ製の短剣がグサリと突き刺さった。

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快走中

IMG_1813small-570x380.jpg「7月中に連絡が来なかったら探しに行く・・」
とすっかり、思い絶ゆだったJ君の母親に正気が戻った。
ここ数日、ネットで調べたカナディアン・ロッキーの天候に嵐のマーク、気温3度 、豪雨、
すっかりショゲテイタ。
しかし、キタ! 
《ずっと、圏外 ワトソンレイク着いた。思ったより走れている 》  という短文メール! 
思わず電話したそうだ。
 「なんで、連絡くれないの? 携帯ダメなら公衆電話からでも、電報でも、なんでも・・」
『圏外だものしかたないでしょー、 それより、1日50キロの予定で計画したけれど、80キロ以上は走れているので、飛image.jpegc0125657_15571347.jpg行機の予約変えてくれ』
『もっと遠くに目的地も変更したけど、それでも早く着く』 、いくらなんでも50日はイラナイ、40日ちょっとあればイケルと、
淡々と受話器から聞こえて来るんだってさ。 
出発して一週間以上・・J君は自らの「自転車山登りのペース」を掴み、キャンプの仕方もわかってきたんだ。それで、これなら、50日もかからないと・・。
 どうやら 極限的に寒いらしい。 朝は10時頃出発しているとのこと。太陽が出てしばらくするまで、寝袋にくるまって蓑虫になっていないと、どうにもこうにもらしいんだ。
 そりゃーそうだよね、犬ゾリとかが交通手段だもんな、アラスカとかって。
 あの軽装ありえん、image-1.jpeg靴はクロックスのサンダルって具合だもんね。  しかも裸足。 ??   
 時間がありそうだから もっと内陸のカルガリー方面へ行き先変更したという事後報告。  まだクマの襲来には遭って居なくて、リスと戯れているIMGP1338.jpgと・・。  
J君の母親は、「一ヶ月予報では、ロッキー山脈の天気は安定しているって書いてあった、安心してたのに・・」 とJ'PAPAに漏らしていたそうだ。
 「山の天気の一ヶ月予報???」 「山の中に公衆電話??」 J'PAPAは、母親ってあんなもんなんだな・・と苦笑いしてたさ。  まあ、とにかく 良かった。
 まさに快走中ということだ。本人がそう言う以上、オイラ達外野が、どうこう心配しても、全く無意味だものね。
 P1050380.JPG  それにしても、現代人は、情報が多すぎて多くの人が意気地を挫かれているのではないのか? 
「あそこは危険だよ、地獄だよ・・」って行ったこともない人が、さも専門科のような口ぶりで、いろいろと言うもんだ。
 いい人ほど、色々なP1050379.JPGチャンスを逃してしまう。   無鉄砲に「自分で見に行ってくる」といって、飛び出していったJ君が快走中と聞いて、ふと、そう思ったよ。
J君の経験値は大いに問題があるけれど、自己責任でいくなら、それでいい。群れるのが嫌いで、いつもひとり。何が正しいかなんて、オイラにはわからない。 人は神ではないのだから。  
「虚構の構図」が現代には蔓延っている。
日本は「放射能で汚染されている危険地帯」と言われ、それを真に受けて日本を回避する世界人は未だとてつもなく多い。 「中国に行くと日本人は石投げられる」と思っている日本人がたくさん居るのと一緒なんだ。 
オイラの死んだおばあちゃんなんて、アメリカでは公園にライオンが放し飼いされていて、行ったら日本人は喰われるってオイラに諭してたもんな。 アメリカ人か日本人かは、匂いが違うからP1050378.JPGライオンには、すぐ気づかれるなんて、もーさももっともらしいことを・・。おばあちゃんは、満州以外の外国へは行ったことがない人だったよ。
  
ナスは、紫なのであろうか?  じゃあ左上のはなんだ、うす緑だぞ?    これもナスだ。
なすは長細いのか? じゃあ この丸いのは?  これもナスだ。   これらはみなメロンのRちゃんが「これも食べて下さい(^_^;)」って一昨日もってきてくれたものだよ。
P1050381.JPG昨夜食べたけれど「うめーーーうめーー」  

一緒にこれももらった。
思わずオイラ、 「一見トマトに見えるけれど、これもナスだねー」と驚歎!  するとRちゃん、「あっつ、これは、ふつうにトマトです!」
あれーー!     Rちゃんも 現在、快走中!  

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途絶えた消息

ny70704 005.jpg前号で報告したアラスカハイウエイの
「しゆぱつ」メール以後、完全に,J君の消息は途絶えた。

J'PAPAは、「まあ、グリズリーに喰われたね、あんな細い人間喰ってもうまくないのにナー、その点、俺はうまいゼー」などと、(実はJ'PAPAは小太り) ほざいている。
しかし母親の心中は穏やかでないらしく、夜中の2時に、「24時間以上、J君から連絡がない・・。」とJ'PAPAを起こしに来たそうだ。  
ちょっと考えれば、ロッキー山脈の中を突っ切るワケだかP1100548.jpgら、メールなんて接続できるはずもない。 それでも母親は必死に、J君に電話したり、メールくれと、と打ったり・・・・ もちろん接続不可。
 どうやら、到着後2連続で連絡が来たので、すっかり 毎日連絡を待って仕舞う脳内構造になってしまったらしい! 
 今は、毎日ネットとニラメッコで、ロッキー山脈近辺の情報仕入れているんだってさ。 (クマ遭遇率90%以上らしい)
 J'PAPAも言っていたけど、男と女は、生まれつきモノの考え方も、子に対する思いも違うモノだ。 GPSは付いているものの、国外では、その道筋を一般人が追えるわけもなimage.jpegい。 
「まあ、なんとかやってるだろう」とドライに割り切って、相変わらず自分のことに忙しくするJ'PAPAとは違って、母親の心配はたいへんなものだ。 
行く前は母親だって「何が起こっても自己責任」と周囲に、話していたんだけど、"気持ち"は、同じスピードではないんだね。
今も、「何が起こっても自己責任」という、毅然とした態度は変わらずなんだけれど、母親というものは、父親とはそもそも違うんだね。
 芥川龍之介の小説で、《無言を貫いていた杜子春が、苦しみながらも杜子春を思う母親の心を知り、耐え切れず「お母さん!」と一声、叫んでしまった。》という一節が蘇るよ。
 「あーやっぱり、食べられちゃったかなー」っとガクッと首を落として、つぶやいたりしている光景が当たり前になってきたと、
 そうJ'PAPAがオイラに、耳打ちしてくれた次第さ。P1100593.JPG食べたと言えば、この間のね、Rちゃんのメロンね、食べたよ・・。いやーもうサイコー! これがオイラの取り分ね、あとはピラニア・キャスト達が、電光石火で喰した。 まったくアマゾン川だね、ここは・・!  やっぱり 心のこもったものは 、どうヒックリカエッタって、うまいってね! 直接味にでるもんだ(^_^;)

P1100554.jpg週末は「口腔がん」のセミナーに行ってたよ。 みなとみらいで、で半日過ごしたさ。P1100539.JPG 理事になった4月からは、「口腔がん早期発見の旗振り役」がオイラの公的な仕事のひとつなので、「最近がん研究にいそがしいっす」
大学病院の病棟を廻っていた時のことを思い出すよ。 あの時から比べると、医療機器も、撲滅法も随分かわったよ。 
ただ、がん細胞を殺すと同時に、まわりの正常細胞も多量に殺してしまうという、ジレンマからはまだ抜けきっていない。 細胞は3ヶ月もすれば全て入れ替わる。 3ヶ月前と同じ細胞はどこにもない。 
DNAが情報となって 同じような細胞にコピーするから同じ個人になるわけ。 だから 腫瘍も、がんも、いわばコピーミス。 うまくコピーできずちょっとした印字ミスが、良性腫瘍で、紙P1100577.JPG詰まりだと悪性腫瘍ってことなんだ。
 良性腫瘍は太い大根だから、そのまま引っこ抜いて良し! 悪性腫瘍は、もうボロボロだから、引っこ抜いたらたちまち転移する。 回りの土ごと、大きな範囲で切除しなくてはならない。 
 ちなみに 「摘出する」といわれたら良性腫瘍。 「切除する」と言われたら悪性腫瘍だ。摘出は引っこ抜くだけだからね!
 P1100541.JPG  
帰りに「立ち食いそば屋」に寄ってかえったよ。
 オイラもこのバイト時給500円でやってたなー。二年くらいやってた。
「テンソ、いっちょう!」ってね。  いろんな人生あるさ。
 明晰判明,
世間慣れを嫌い
好きに賭けたんだから、時には、消息も途絶えるわな・・。

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メロン

P1050369.JPG あー あつい! 冷えたメロン食べてーなー

まず、J君なんだけど、ひょうひょうと、大地と遊んでいるらしいよ。まだ2日めなので、メールの届くところに、いるらしい。 J君の母親の切なる願い、「お願いだから、メールが出来るところからは、居場所だけでも連絡して欲しい」 
 この思いが叶い、(*^_^??) 2回ほどメールを受け取ったらしい。 実際、充電するところもないので、「バッテリー温存のため、そうそう連絡も期待出来ないでしょ」と、J'PAPA は言っていたけれどね。
1回目が、「ホワイトホースに着いた 自転車組み立てた  夜 テント 寝る」 2回目が、
「朝から しゆぱつ  アラスカハイウエイ  天気 涼しい」2bf13c1d12cee7ea4003a4c541630583.jpg   
   面白いのは、「しゆぱつ」 の1単語。 「出発」なんだろうね。今回、生まれて初めて携帯メールを使わざる得なくなったJ君にとって、まだ小さな「つ」 そう「っ」と打電することは出来ないんだね。
 そのメールを見た J君のの妹のNちゃんは、「日本語覚えたての 外人かー!」と、勝ち誇ったように大笑いしてたってさ・・・。  Nちゃんは、スマホがカラダ機能の一部と化している女子高生なんだ。
今回の自転車の旅、J君は、「チャレンジャーだ、無謀だ、冒険家だ、修行だ、死にいくようなものだ」とまあ、色々言われimage-3.jpegていたよ。 本人は、自分探しの旅とか、チャレンジとか そういう熱き風では全くないんだね。 基本的に、いつも同じペース。
オイラから見ても、呆れるほど完全なるマイペース。 
自然の中に身を委ねたいから、ロッキー山脈へって 感じなんだよね。  本人にとっては ホテルに宿泊する方が苦痛であり、大地にテント張って寝ることこそ喜びとなっている。 
だから、忍image-4.jpeg耐とか、努力とか そういったものでは全くないんだ。
「そこに行きたいから そこへ行く」 「大地に寝たいから、大地に寝る」「川で、水浴びたいから水浴びる」
いたってシンプルなんだ。  J君にとっては、修行でも何でも無く、単なる遊びなんだと思う。
 image.jpeg「努力」というのは、日本人が尊重す言葉だ。
 でも「努力も、湧き出る自然の行動にはかわない」
なんせ 本人が 好きで、どうにもこうにもやりたくて、ワクワクが止められなくて出る行動なんだもの。 気づいたら惑溺していた・・時間もあっという間に過ぎていく。 そんな次元の話なんだ。

 外部から努力、修行と見えても本人は楽しくて仕方ないわけで、まあ遊image-1.jpegびなんだ。 「なんでも知りたーい」っていう人は、本を読まずにいられない。 勉強が大好きなんだ。 当然、かるーく 東大にでもはいる。
一方。1日6時間「欲しがりません勝つまでは」で勉強して東大に入る人も居る。  「入ってから五月病になったり、方向性を失うのはこのタイプだ。出来るヤツは、もうどうしようもなく出来る、あまりの差に愕然とする」と東進の林先生が言っていたのも頷けるよ。 
 P1050371.JPGさーて本題
昨日ね、 メチャクチャうれしいことがあったんだ。
以前にも紹介したよね、 農業高校に進んだRちゃんのこと。
 彼女は、園芸、農業が好きで、迷わずこの道へ進んでいる。 去年も、とってもおいしい、できたてのナスをもって来てくれたこと覚えてないかな?
  そのRちゃんが来院。今度はメロンをもって来てくれた。 メロンだよメロン。 これってもうシロウトではないね。 家庭菜園のレヴェルではないのはこの写真見ればわかるでしょう。  
これはもうプロフェッシナルの傑作だ。 
 「是非、食べて欲しくて」ってもって来てくれたんだ。 これ以上のうれしいものって、そうそう存在しないよ。
  農業高校の朝は早い、早朝のガラガラの電車に揺られて高校に向かう。 両親も、朝の苦手なRちゃんのことを とにかく心配しP1050370.JPGていた。 でも キリッと起きるんだ、自分で決めた道は、黄金ロードだ。  
早起きも、ドントコイなんだ。  
 Rちゃんは 農業高校に行ってから、ホントに溌剌、明朗、なんかさわやかなエネルギーが伝わって来るんだ。
オイラのオヤジも金足農業高校出身だ。 「家が農家だからイヤイヤながら行った」そんなんで、ダメ農業学生で、農家は継げなかったんだ。 
P1050367.JPGあと2日くらいで Rちゃんのメロン食べ頃になるんだ。  ピラニア・女性キャスト達を飼って
(^_^;)いるので、ひとりで頬張るわけにはいかず、 オイラの取り分は、一切れくらいだろうけどね
   とっておきの一切れになるよ。
 ミシュラン7つ☆だぜ! いただきまーす

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J君・前夜

image-7.jpegJ君が「出発」の挨拶にやってきた。
明日から、カナダのホワイトホースといimage.jpegうところから、バンクーバーまで、50日間・自転車の旅に出る。ホワイトホースというのは、オーロラの見れる街として有名なアラスカの隣町。

そこから、一度もホテルには泊まらず、非常に小さなテントと、これまた恐るべく簡易な寝袋で50日かけて自転車だけで行くという。食事はすべて自炊するため、飯盒とフライパンを携帯。 
ここまで読むと、みんなは「あーJ君は、こういったバックパッカー的なことに慣れているんだな・・」と推測するとP1100328.JPG思う。 さて、山の中だ、天候も移り変わりやすい、店もない。道だって舗装されていないけものみち。 
アルピニストの野口さんならなんてことはないだろう。  いつもは慎重すぎるほど慎重なJ君だが、
ここ一番というときに、「親譲りの無鉄砲さ」が、顔を出す。 
J君は、自転車経験は小学校の時だimage-8.jpegけ。
テント経験ゼロ、
寝袋経験ゼロ、
飯盒経験ゼロだ。

そもそも、手作りのひとり旅自体初めてだという。それでは体力があるかというと、中学の時は科学部、高校の時は帰宅部、

唯一続いていたのが、小学校のときからやっP1100530.JPGている、キーキーいう、バイオリンじゃあ、いつクマに襲われても、不思議では無い。実際、グリズリーとかいう熊が、当たり前のように出没するらしい。
本人は、「自転車はマウンテンバイクだから大丈夫、寝袋は零下2度でも耐えうるって書いてあった、テントは部屋の中で一度練習した、熊よけスプレー 買った、食糧は、野草を煮る、等々・・・」・・・

J'PAPAも、さすがにビビリ、知人のアドバイスに従いGPS付きP1100532.JPGの携帯をもたせたのが精一杯だったという。 
それでさえ、「携帯で助けを求めたって、来た頃には喰われているし・・」とまあ、当然至極のことを言っていた。それでJ'PAPAが、
「遺体捜索にGPSが、必要なんだ」と脅かすと、
「勝手に殺さないでよーーー」と、実に長い語尾とともに、自分の部屋にそそくさ消えていったという。 
オイラも、J君のことは彼が小さい時から知っているが、基本的に温室育ちだ。「おいおい大丈夫P1100533.JPGかよ・・」というのが、オイラの率直な思い。 大学入学と同時に、「夏休み2ヶ月もあるから、行ってみたいところがあるんimage-4.jpegだ」と、公言していた。 
 ICU大では、元気にやっているらしい。机を取っ払って英語でディベイトする名物授業にも慣れたとのこと。 ひとクラス20人くらいらしく、大学としては珍しい。これでは、ダミー出席はできないね。 
 ひとり暮らしのJ君は、新学期から夏休みの間に実家に帰ってきたのは一度だけ。 よほどICUの水が合うのだろう!  文明の利器を毛嫌いしている彼は、洗濯も洗濯板でやっている。 電気は安全ロウソク、
TVなんてもちろん無い。
ちなみに学校で必要なPCは入学祝いにJ'PAPAからプレゼントされた。もちろんMac。
それでも、電気代1400円くらいはかかっていると嘆いていたよ。
 6月24image-11.jpeg日には大学はその学期を終えた。
同級生の多くは、大学と提携している海外の大学に、サマースクールのような形で行くらしい。 ドイツ語圏でも、フランス語圏でも、とにかく英語圏でなくてもイイらしい。
ほー・・それはなんとも、も恵まれた環境だね。でも、グリズリー熊語圏には提携大学がなかったから、自ら探してきたってわけね!  
 
オイラが高校時代にオーストラリアを自転車と、テントで3週間くらいでまわったときは、1週間目に、オカマ2人にキャンピングカーに拉致されたよ。  P1100531.JPGあれには参った。 
なんとか愛嬌ふりまきまくり、助かったんだ。 この話を、J君にしたらさ、「そう言う趣味はないから大丈夫です!!」って、
 おいおおいオイラだってそんな趣味無いって(>_<)

メルボルンについたときは、ひとの家に泊めてもらったよ。今でも、よくこんな小汚い日本人を泊めてくれたものだと、不思議に思うし、image-9.jpegとても感謝している。 2泊させてもらって、すっかりシャワールームも真っ黒にしちゃったんだ。帰り際に「いくばくばかりかの宿賃の支払いを申し出たんだけれどね」  『おまえの、旅先でのオカマの話で、お釣りがくるよ』と言い、
旅立つオイラを見送ってくれた。
 振り向くことはできなかった。一生懸命ペダルを踏んだ。 
スピード出さないと
目に溜まり続ける、しずくを、振り払えなかったもの。
  
J君、明日からか・・いいな・・いいなー いってらっしゃい!!
  

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