Yの悲劇 ・・

Yの悲劇 ・・

 P1080888.jpg「この答案はチョット、困ります」 
『えっつ! 気づかなかった、でも、故意ではないんです。』
「うーーん前例が、無いんですっよね」  
  試験場にいる、ホボ、全員だろう・・・みんなオイラのことを、目が合わないようにのぞき込んだ。クスクス・・・・

昨日は、世界遺産検定マイスター試験日、2時間で、3問の記述問題が与えられるんだ。 文字数指定があり、1題が、1200字。  その為、答案用紙の他に、下書きの用紙が配られたんだ。 
マス目付きの、やつね!    ケッキョックこの、変な親切心が、オイラのトラジティーを産むこととなったんだ!
オイラの様に、なんせ感性で、筆を進めるタイプ(^_^;)には、下書きなんていらないんだ!  エッヘン・・
山かけした試験問題。3問中2問ドンピシャだ!  
しかし1問は完全なまでに外した。  こうなったら仕方が無い、言葉を駆使して、小説風に仕上げて、なんとか雰囲気で、丸もらっちゃおう! 
なーに、 K大の試験もこの戦術で、かなり、クリアしてきたって、自負心もあった。  
 それに しても、この下書き用紙邪魔だ! オイラの様な元ヘッポコ作家崩れには、こんなの邪魔なだけ・・・・時間ばかり喰ってしまう!・・余計なお世話だーなんて、  
そんな風に、頭の中で、会話の追いかけっこをしながら、なんとか、
全問埋めた・・・2時間だぜーい・・・くたくた・・・・しかも受験料18000円、 
どんだけエラソーナ試験なんだ! ねー!    
  そして 終了の合図、答案を集める,わりと美人の、米倉涼子風の、試験監督女史・・・

P1080885.JPGそして冒頭のこの、衝撃的な言葉・・・・
「この答案はちょっと、困ります」 
 
 答案用紙と、下書き用紙の違いいったら、「下書き用」と書いてあるか、ないかなんだ・・
そう、オイラの答案用紙は白紙で、全ての答えを、その「下書き用紙」に書いちまったんだよ!
P1080890.JPGがびょーん・・・・マヌケ、ドジ、 役立たず・・・死んじまえー
あー自分じゃあなくて、よかったぜ・・みたいな・・  
・・・・・・・・そんな、冷たい視線を教室中からビシヒシとかんじたよ・・・・ とほほ・・・  
  そこでオイラも、さすがに食い下がったよ。・・・・ゾンビのようにウナダレてさ・・悲しそうに、「受け取るだけ受け取って下さい」・・・っって・・  ラブレターか:::::*
そうしたら、彼女の心も動いたのか、「責任者に、聞いてみますって・・」  
待つこと15分・・・・   「本部のものが、休日でいませんので、何とも言えません・・なんせ前例が無いことでこの答案が採点の対象になるかどうか、私からは言えません・・・・」と。
P1080891.JPG『えー・・いいじゃんよーーーそんなカタイコトイワンといてやー 、国家試験じゃああるまいし、 芽を摘むのやめてよー。この、試験の本質は、紙の違いじゃあないでしょう!!!! 』 と 、
啖呵を切りたかったけどだー、そんな勇気もなくてさ・・ 
 「よろしく、おねがいします(T_T)」ってアタマ下げて帰ってきたよ。 弱弱・・・
 
あーまいったぜー  、 帰りぎわに、トイレで一緒になったオジサンから、『お気の毒でした』なんて、声かけられちゃう始末!    5☆チャレンジ、Yukio の悲劇なんて、箴言(しんげん)で終わろうとは、
 まだまだ、オイラには甘さが先立ってるな・・・。
来年1年は、専門外の『挑み』は、K大の残りの単位と、卒論に集中する。 きっかり1年で三田から巣立つ予定。
P1080895.JPGそれなので、中国語をはじめ、すべての、知識チャレンジは一時停止するんだ。    だからさ・・ 
そんな記念の為の5☆チャレンジだったのにーーー!
    アホだったーーー!   まあいいさ。・・・ こんなのも、「人生の途中だと、思わなきゃ・・」
   悔やむのも12時間で十分。
いつまでもひきズってたら、
「まるで同じ場所を際限なく走らされているルームランナーのマラソン」に等しい。

このブログを、世に発信すると同時に、マインド切り替えるよ・・
 それにしても、前回ブログで、紙ひこうきでいいから、飛ばせ・・・なんて意味合いのこと書いたでしょう・・  
でも、違う紙・・飛ばしチャーね・・・
ドジだね・・オイラ・・・・ションボリ・・・・

これね、オイラの筆箱・・・・ムーミンのリトルミーね!
 可愛いでしょう(^^;)  人気だよ。 みんな 欲しがるんだ・・

「Yの悲劇 ・・」へのコメント

師匠 兎に角ご苦労様でした。 トホホ の状況ですが 『世界遺産アカデミー』が 受験者の何を確認しようとしているかで 大目に見てくれるか 官僚的形式主義であるなら 没!! 受験番号を書かなかった答案と同じ扱いにーーーー。
『Yの悲劇』は 昨日で終わり。 次の課題 スルーに頑張ってください。 
本部に問い合わせてくれた彼女が せめて『私も貴方の趣旨が理解できますので 誠意を持って お伝えしておきます』て言ってくれたら 気分も違ったかも? 師匠は彼女に責任転嫁なんかしてないのに 形式主義が 日本の隅々にまでいきわたっているようですね。
さぁ! 次の目標クリアーに向けて 気持ちを切り替え スタート。 次は選択ミスのない 飛行機を飛ばそう。
応援団は、今回のような事では引き下がりませんよ。 師匠には 力がまだまだ あるから。 こんな事で 落ち込むはづがない。
『Yの悲劇』は小説だ!!

なんか、ブログ面白いです。転んでも、こうやって、私を楽しませてくれるんだもん。丸。二重丸だと思うなー。

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2012年12月10日

         

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