インプラント治療のQ&A
Q&A
Q.インプラント治療に年齢制限はありますか?
A.最低16歳以上(骨の成長がほぼ終了)で、医学的、解剖学的に条件が満たされている限りどなたでもインプラント治療を受けることができます。年齢の上限はありません。
Q.糖尿病でも大丈夫ですか?
A.医師の指導のもとに十分コントロールされていれば大丈夫ですが、状態によってはインプラント手術ができない場合もあります。詳しい病状をお伝え下さい。
Q.歯槽膿漏でも大丈夫ですか?
A.歯槽膿漏にかかっている方はお口の中の衛生状態の悪い場合が多く、そのままではインプラントを入れることはできません。治療と正しいはみがきを身につけることで歯槽膿漏を直し、それからインプラントを入れます。 無論、大丈夫です。
Q.インプラントはどのくらいもちますか?
A.インプラントはチタン製でとても丈夫ですので何か問題が起こらなければ半永久的にお口の中で機能します。 しかし、はみがきが十分にできないでインプラントの周りに歯石がついた状態にしていると、天然歯と同様、歯槽膿漏のような状態になり、インプラントの周りの骨がやせてしまってグラグラ動いてしまいます。このようになったインプラントは抜くしか方法がありません。
インプラントを長持ちさせるためには、毎日しっかりと歯みがきをし、必ず定期健診を受けてチェックと専門家によるメンテナンスを受けてください。
Q.治療費はどのくらいかかりますか?
A.インプラント治療は自由(自費)診療ですので診察を含め、保険は効きません。使用するインプラントの本数や種類、上に装着する人工歯の種類、症例の難易度によって費用は異なります。事前に当クリニックまでご相談下さい。
Q.インプラントを適用できない場合はありますか?
A.1本だけ歯を失った場合、複数の歯を失った場合、まったく歯が残っていない場合、いずれにおいてもインプラントによる治療は可能です。ただし、下表に挙げたような条件下では注意が必要です。
インプラント治療に注意が認められるケース
- 妊娠中の方
- 全身疾患のある方
- 他の歯根に感染症がある方、歯周病の方
- あごの骨の量が少ない方、骨粗鬆症の方
- 糖尿病や高血圧などの慢性疾患がある方は良好な状態にコントロールされていること
が条件になります。
インプラント治療が適用できないケース
- あごの骨の成長が終わっていない、概ね16歳以下の方
- 歯磨きなどの日常の手入れが充分にできない方
- アルコール依存症の方
- 医師との協調が得られない、精神的に問題のある方
- チタンへのアレルギーを持っている方
Q.インプラント治療の成功率は?
A.30年以上の臨床経験と100万人以上の人が治療を受けた結果、クラウンやブリッジを支持するノーベルバイオケア社のインプラントは高い成功率を誇っています。
1歯の修復においては95%近く、複数歯においてはそれ以上の成功率が論文で発表されています。