アンゴスチュラ・ビターズな君へ

アンゴスチュラ・ビターズな君へ

  
DSCF0519.JPG                          先週一週間  クライアントの一人から借りたこの本を就寝時に読んでいた。 短編の集まりで6部に分かれているので、毎晩の楽しみになっいたんだ。 

 著者の高泉淳子さんは、 遊機械/全自動シアター代表で オイラも過去に多大な影響を受けているんだ。オイラの修行時代のクライアントさんでもあったし・・・

 劇団四季とかも好きだけど 、こっちは、もう果てしなく好み! 青山円形劇場での、あの衝撃は、今も鮮明だよ。  

 アンゴスチュラ・ビターズと言うのは、一滴でカクテルの風味を、ガラリと変える魔法のリキュールの事  歯科大の頃 当時 カフェバーと言うところがあって そこで カクテルを作って出すバーテンのアルバイトをしてたんだ。 店の名前は”L .A”だった。

 カッコウつけて 一生懸命8の字にシェイクしてたよ。[ハッピーバースデイ」なんて言いながら

 そのころ このアンゴスチュラ・ビターズを知った。 これだけで飲んでも きつすぎて苦いだけ とても飲めたものではないんだ。

でもカクテルに数滴入れると途端に味を引き立てるんだ。 二ヶ月に一回 TOKYO 丸ビルのBREEZEという店で 大学の頃の親友の塚ちゃんと飲む機会をもうけているんだ。 そのとき 必ず頼むのが、マンハッタンと言うカクテル。  

  この本にも そのマンハッタンに関する場面が出てくるんだ。  このやり取りが 深いんだな?

「香りのいいライ・ウイスキーにスイートベルモット、それにアンゴスチュラ・ビターズを、加える。マンハッタンに沈む夕日を思わせるサンセットカラー。アンゴスチュラ・ビターズと言う名脇役が居なかったら、このカクテルの女王、マンハッタンは生まれなかったでしょうね」

「一滴で風味を変える魔法のリキュール。わたしも誰かのそばに居て、その味を引き立てたい・・・」

「だけど 入れすぎ要注意。たちまち味が消えてしまう。・・・・」

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2009年5月31日

         

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