院長ブログ 2014年1月

ある 接点  その2

yjimage-3.jpeg諫山さんの執筆スタイルを追ってみると、かなり興味深いものがある。 
ノルマは月刊別冊マガジン用の45枚 だ。 要は月に1回45ページ描くことになる。
最初の10日間は講談社の自習室みたいなところに入り浸って原作を練る。ネームと呼ばれるコマ割りもこの時点でやる。 
10日後に出来た原作ストーリーとコマ割りと簡単な人物の位置などを記した原稿を川窪編集者に見てもらい、ここで協議。
川窪さんが、ここはわかりにくいとか、読者目線でダメだしが出る。
 諫山さんが、「なるほど」と思ったときはその場で修正する。 どうしても作者が譲りたくないとなれば、ここは作者の方針を川窪編集者も採用する。
t02200391_0277049210911781409.jpg こんな感じでまさに二人三脚で作品に命を吹き込んでいく。 
 
これでOKになると、今度は川窪さんが編集会議でこの原案をプレゼンして、OKが出て初めて次のステップにイケル。 上からの圧力を、「彼は他の人みたいなひとまねが一切ない、だから最初は違和感があるかも知れない、でもそれは些細なこと、必ず読者はつく」で振り切る。
 
次のステップは 、そう、自宅で絵を入れていくこと。
これに18日ほど。これでまた川窪さんのチェックが入りその後、編集会議へ・・。書き直しになることもある。ホントに時間との戦いだ。
  3ab1c450.pngこの「進撃の巨人」も最初から今の勢いがあったわけではない。 徐々にあがってきた。 諫山さんは喰っていけるだけでもう十分という、野心のない人だ。 
しかし今や、単行本が初版で200万冊、これまでに十億円モノ印税収入があるのに、未だにインスタントラーメンというのがなんともいいよ。
 川窪さんんもいまでは講談社の若手筆頭のエースだ。  

オイラがこの、今尚、進行中の二人の物語に愛着をもつのは、これは単なる「成功物語」ってわけではないからなんだ。
 出会ったことがないような エネルギーを感じる。  

孤独の中で生きてきた大分県の19才の奇怪な漫画を描いてみた青年と、就職したての右も左もわからないサラリーマンのちょっとした心のふれ合いから、育った物語f6d828c0.jpgだ。
 孤独を食べて生命の糸を紡いでいたなんの取り柄もないとされていた落伍者。しかも本人も、それを受け入れていた。 挽回してやろうとか、逆転してやろうなんて気持ちももっていなかった。 
「自分は何の為に生まれてきたんだろう、生きている価値なんかないよな」 そんな哲学的メッセージは作品の中で爆発している。 
その爆発の揺れは不安だらけの世界中に共鳴音を放つ。

こんな作品は他の誰も描けないよ。ドイツを初め世界各国へ伝染していった。
学校にも社会にもいっぱいいるでしょう、勉強もスポーツもダメ、他のこともやる気なし、コミュニケーション能力なんてもちろんない。劣等感だけに囲まれた人生。  だからといって反骨精神もゼロ。
でもでも・・・・

この作品とふたりの物語がおしえてくれたこと・・。 
それは 「だから何?」 yjimage-4.jpeg
「はみ出したものの中にもこんな、叫びをメッセージに出来る人がいる」

蝶の羽を起こすくらいの弱い風を受けても倒れてしまう人が居る。 
そんな人にしかわからない世界がある。
 
その声を聞ける柔軟さを失ったら、オイラの道は全部最終的に、ぼやけて消えていくのではないのだろうか。
孤独を食べて生きるひとりぼっちの開拓者がオイラの扉をトントンとノックする。 すごい可能性の接点かも知れない、見失うなよ、耳を澄ませよ。
STAP細胞だって初めは「Nature誌」に生物学を愚弄しているとまで言われ相手にされなかったではないか!  当時20代の日本女子が言う事なんてってことでしょう・・・・
 
川窪さんはその声を聞ける犬の耳をもっていた。
他の誰にも見えないモノが見えた。
 上司に何を言われても「だから何?」で信念を曲げない。 
諫山さんは、作風を変えるくらいなら死をyjimage-5.jpeg・・という覚悟だ。
 なぜなら作風は諫山そのものだからだ。
世間がどう思おうと全く関係無いことだ、これは叫び!
 

このふたりは斜めった芝生を転がっていく子供のようだ。
上着も半ズボンも芝だらけ・・
 この速度は減速できそうにないね、計算などせず直感で理想の世界へ向かっている。
いや、理想の世界では無いのかも知れない、 
でもでも
yjimage-7.jpeg大丈夫そうだよね・・。 
原因ー結果から逆算する一般の成功方程式からずれまくっているこの二人が
オイラには、どうにもひっかかるんだ(^^)/
そもそもそんな方程式だけですべてが解けるなんて思う方がおかしんだ。  
「ジャンプ」をはじめ 諫山さんを無下にした出版社の歯ぎしりが壊れたオルゴールのように聞こえて来る。 
 ギリギリギリ・・・・・・・・

(右は進撃の巨人・ウオール・マリアのモデルとされるドイツの街)

 


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ある 接点 その1

index.iapp.jpg正気の世界がくる、月も消えた夜に・・・・・・
  何が正しく何が偽りなのか・・・・・本当にオイラはそこに境界線が引けるのであろうか>>?


2014年になって、ある漫画家のことを特別に注目しているオイラがいる。漫画というと現在はゴルゴ13以外は読まないんだけれど、高校生の長女が、熱心に読んでいるのでドレドレという気持ちで見てみたんだ。
見るからに汚いタッチで、決して好感の持てる絵ではない。
それに人を喰らうシーンがたびたび出てきて、グロテスクそのもの。

この漫画のことは時々ネットで話題になったりしてたので名前だけは知っていた。もともとワンピース好きの長女は一切少女モノを読まない。
まあ、それはそれでいいんだけど
「この化け物の物語のどこが面白いんimage.jpegだ」 と両手をアメリカ人の様に広げるオイラに、長女が「それなら動画もあるから一緒にアニをYouTubeでみよう」と言うことになっちゃたんだ。 

人一倍時間感覚に敏感なオイラは、「ゲゲー、30分もくだらないアニメに付き合うのかヨー」と一瞬逃避体制に入ろうと思ったもののあまりに張り切っている長女の誘いを断るタイミングを失い「まーphoto08.jpgたまにはいいっかー!ドレドレ」と言う状況になったわけ。

  漫画家 諫山創(いさやま はじめ)27才に興味をもったのは、この時からだった。オイラも興味のないことには全く疎く、この漫画のシリーズはまだ12冊目なのに累計で2800万部も売れているコトを知り驚愕!。ワンピースの次ぎの売上げ数だということだ。
 確かに、結局続きが気になってオイラも、長女の本棚にある12冊分を一気に読んだよ。
 読者層も女性の方が多いというからミステリアスだ。
この作者の発想力は異常でその度肝を抜くところが新鮮でいいんだよな。
しかもこの作品がデビュー作で他に作品はない。

勉強もスポーツもまるでダメだった。という諫山創は虚弱体質で今でも身長170センチ以上なのに45キロの体重だ。
インスタントラーメンくらいしか食べないらしい。 「絵を描くことは好きだったけれど、真剣yjimage-2.jpegに取り組んでこなかったから、未だにヘタなんです」と細い声で言う。 
 「思えばなにもガンバッテこなかった」「なんに対してもやる気がなく、しかたないから漫画の専門学校にいった」「だれよりも絵がヘタだったけれどこれも個性だと思う事にした。そうでも思わなければ崩れてしまうから」

小学校の卒業文集にも、「笑っているところが怖い」「意味不明」など辛辣な言葉が羅列された。
小さな出版社から始まりいろんなところに原稿を持ち込むモノの、全く相手にされない。小さな出版社は見る目がないのだと、思い込み、王道の集英社「少年ジャンプ」に持ち込む。「そもそも絵以前に、作風がダメ!絵だけが原因ではない、全くダメ」と烙印!

 諫山創 19才、そこまでいわれても、「作風変えるくらいなら死んだ方がマシ」ということでもう1社回ってダメナラ、漫画やめよう、餓え死に目前。
4137131a-s.pngそんな気持ちで講談社「少年マガジン」に電話した。完全に記念受験のつもりだったという。そこで電話を受けたのが新人編集者の川窪さん(23才)。講談社では電話を受けたものが面接をする。  
「面白いと思います、ぼくは」

これが川窪の初めてのコメントだった。 諫山は嬉しいというより「えっ! そうですか」と思わずでた。
自分の描いた漫画が、「面白い」と言われたことが編集者さ549d4ff5.jpgんだけではなく他の誰にもなかったから・・。

左図がそのときの持ち込み原稿だよ(へただねーxxxxx)
  
その後23才の新人編集者がこの漫画を世に出すためにサラリーマン生命を賭ける。編集会議で上司を説得する。 むろん、バカ扱いだ!「君、だいじょうぶか・・」と嘲笑  
  それでも川窪は言う、
「絵は絶望的だったけれど、他の誰にもない個性が物語にみられた」「技術はやっていれば、あとでついてくる、でも才能はそうはいかない、彼はクリエーターだ」
「この作品を世に出したいと心から思えた」
「本質がある」

編集者と漫画家の立場ではこの場合9対1で編集者にぶがある。 川窪は諫山に3年間の絵の修行を命じる。
ストーリーその他はそのままでいけと・・も。
そして その3年後
諫山・川窪の若きタッグが出版界の勢力図を一変させることになる。・・・・・・・・・・・つづく

  
 

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チャージ&チャージ

 P1120754.JPG昨夜はOK牧場ね! 丸ビル内のおでん屋さんで開催だよ。湘南の味をわざわざ東京で味わうところがおつなのさ!  
この丸ビルでの会ではオイラはいつも無防備・・・
Tokyoという巨大な街の天空で乾杯する
この瞬間に不揃いなオイラの思考が整理される。

 「あただしい毎日、 ここはどこだ?  オイラすごく疲れているな、オイラはコオロギか」そう感じることがある。
ただ走り続けていればいいってもんじゃあないんだ。 チャージが必要だ。
クルマだって月に1回はスタンドで給油するもんな。

人間こそ、このチャージが不可欠。 
まあスーパーマンなら大丈夫なのかも知れないけど、オイラはスーパーマンでもパーマンでもない
(実証済み(>_<)だからね。 
 P1120756.JPG地平線を知りたくて、ゴミ山を登る、答えはみつかるんだ。地平線が知りたくて丸ビルを登る、乾杯すればアイデアがシャワーだ。

「いやー キーちゃんに影響されてさーこんな本読んでるんだ」なんていいながら宇宙物理学者の佐藤せんせーの本をバッグから取り出したり、最近ハマッテイルあたらしいことをP1120749.JPGアツク話す、ベストフレンドの言葉がオイラの血に温度を与えてくれる。ドクドクドクと・・。
  
ツカちゃんとは大学一年の時からの付き合いでよく知っているけど、社会人になってからの方が、違う色が重なって新しい光が差し込んでいるんだよな。
   「何かを変えるんだ 」という進撃の意思がなければ、しずくに群がるアリの一匹として生きてフェイクの味に酔っ払っちゃうしかないんだ。  
  無力で、なにも変わりそうにないときは、「唐辛子多めでお願い!」なんて定食屋さんでひと言さ・・・・なにも変わらないけどね。 でもね・・・・・
P1120757.JPGじゃあ、オリンピックまで生きているかどうか??の都知事選の主要候補達と応援演説の人、本筋とはかけ離れたあげあしとりの国会、都議会 、人の欠点を笑いのネタに他の芸人のアタマを叩くバラエティ、
・・これで何が変わるんだい?   それを子供がお手本にするのにね・・。バッカミタイって気づいてないところがお笑いだよ。 
ブラックジョークにしても 黒すぎるよ。 お題は「無責任」かい? 

フラフラしながら常宿に辿り着く。
P1100856.JPG
次の日は早起きして早稲田に向かったよ! 今年最初の講義だ。
文学、美術山盛りいっぱいだ(^^)/
ウヨーーーン すがすがしいなー!  おやー魅力的なバスだな・・
オイラも乗せてくんないかな? 
P1100969.JPG今年はW大だけに集中できるから焦点が絞れる。
 去年はK&Wだったから幻覚をみる勢いだったぜーい。 去年より今年の方が楽だなんてクズの言うセリフは吐けない吐けない・・・・、

不細工な人生を踏みしめるヒラメキで踊り狂うチンパンジーのレヴェルでもいいからさ、もっともっともっとだ。
W大の美術史の先生の「正解はなP1100970.JPGい、囚われない発想を!」という呪文がオイラにステップを踏ませる。
 W大に入って手に届きそうなのが『自由の翼』『自由な発想』だ。もっと自由になって蛾になってアメンボウになって6次元的にモノを見るんだ。 
 それがだめなら、7次元、8次元、えーい12次元だ・・。
何も捨てるコトがデキナイモノは何も変えることも出来ない、世界を甘くみてはダメだ。世界は残酷だ。

約束された安寧など存在しない。 そのためにチャージだ。 チャージが出来なければ、人知れず放電していく。困ったことにオイラ自身も気づかないのさ、放電ってやつは・・・。  
サタデーナイト&サンデーモーニング時間旅行のツアー・・・・心地よかったな。
仏文の授業は原書なんだけど、ちょっとだけわかるようになってきた。
 本当に、恥ずかしいくらいちょっとだけだけど・・・(-_-)
P1100872.JPG


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パーマンの頃・・あの時

P1120728.jpg予感もなく突然現れた青い想い、「あの時の空はどんなだっろう」
 あの時とは、オイラの生命がほぼ途切れた日だ。  

当時、オイラは5才で相模幼稚園の園児だった。
初めて買ってもらった「パーマン」の本をまるまる信じこんでしまっていたオイラは、マントさえあれば宙を舞えるものだと思っていたんだ。
 ウルトラマンにしろ仮面ライダーにしろ、まさか着ぐるみだとは思っていなかった。3分したら地球に居れなくなるウルトラヒーローが本当に存在すると信を置いていたんだ。
yjimage.jpeg  
季節は冬で時間帯は夕方の6時頃だった。もう真っ暗だったのを覚えている。オヤジのやっているた城戸外科の2階から風呂敷を身に纏い空中遊泳する準備に入ったんだ。
2歳下の弟のヤッチャンがパーマン2号としてオイラの勇姿を見届けることになっていた。
 小さい頃の年齢差はそのまま権力差になるので、ヤッチャンはサルのパーマン2号ってわけだったんだ。

「おい、2号! 今から飛ぶぞ、見てロー」って感じでオイラはヤッチャンを見下ろし、2号は1号のオイラを見上げていたってワyjimage-3.jpegケだ。
2号はサルらしく「ウイ!」と応答していたよ。(もー!とめろよなー)
 
そして、ダイブ・・・パタと風呂敷が吸い付きアタマから落ちた。
 あの場面まだクッキリ覚えているコンクリートが目の前にあってグギっときてサラっと終わった。

今、あの時の写真を見ていて気づいたんだけれど、コリャーどうみても「アンパンマP1120735.JPGンだ、パーマンじゃなかった(>_<)」  いやー選択ミスだった!  

一週間は昏睡状態で、医者のオヤジは「この子の一生は短かった」と諦観していたってよ。
一週間後に目が覚めたとき鼻に管、通されてオフクロが目に泪いっぱいためて、「あーあー」と言ってきたのもクリアに脳裏にらくがきされているよ。
 可愛そうにオフクロは、おじいちゃん(オフクロの父)から、「おまえが自然に育てるだの、創造性をタイセツになんて言っているからユキオがバカなマネをするんだ」と結構やられていたよ・・。
yjimage-2.jpegあの時、オイラは一度死んだんだ。そしてそれ以降は神様が、特別にくれた
「オマケの人生」だ。フツーに行ったんでは、神様に失礼になる。
「生かしてやったんだから、わかってんだろーなー」って、そういう伝言なんだ。
 
今では城戸歯科クリニックの一部になってしまっているこの建物も、外観は当時のままだ。あの時の光景はどんなだったかと思って、ちょいと2回の階段に立って見たよ。ミカに写真を頼んだら、そういうことでしたらって「わざわざブランケットをマント代わりに付けてくれたよ(T_T)」
『せんせー飛べますか−?』ときたもんだ。 うん今日は止めておこう。
 
 あの時は、黒い空で赤に変わった。 今は青い空、何色に変わるのだろう? まだわからない! わかる必要もない。それはオイラが2度目に死ぬときにしかわからないのだもの。
 P1120737.JPG
こっちの写真は元気になって運動会で活躍?していたときのヤツね。小1の時のヤツだ。アタマ打ってから、ヤケに明朗な性格になったらしいよ。アチャチャー!
 
この空中飛び込み事件は「城戸外科のバカ息子のパーマン事件」として近所では知らない人は居ない。一躍有名になった5才のオイラ。
それに、未だに言われるよ。開業当時はホントに凄かった。
「あの時のねー、パーマンのねー、マー立派になって・・」などと苦笑いする人が続出していたもん。 
2日前にもクライアントの佐々木さんがキャストに、「そういえばねーせんせーは昔ねー」なんてパーマン事件のことを笑いながら話して居たP1120725.jpgよ:-)
 
カッコヨク、王道の大海原を渡る帆船でなくていい。
名前すらないような濁った小川にイカダを浮かべ
慣れないフォームで漕いでいでいくんだ。
それでいい、そのほうがいい。
霞む前方に目を凝らせていく。それで大丈夫だ。 
色がぼんやり見えてくる。今度はちょっと透明感のある色のようだ・・。
 
「オマケの人生・・だってこと」を、再確認できる光景がオイラを包んだ。
 


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トシちゃん

yjimage-3.jpegなまぬるい優しさを求め、変貌を続ける街の中で、
人は生きている。人から与えられた欲望を真だと信じそれを追い求めることが安寧だと・・・。
浅いプールでじゃれるような虚偽の歓喜、公園の噴水に足を突っ込む愉絶・・・
 
  都知事選の候補の決定打の枯渇、家出少女の全国手配、逃亡犯の喧噪、JR北海道の元社長自害、あっちやこっちのニュースにオイラは銷魂(しょうこん)さ。 
好みではない出来事はオイラの中yjimage-7.jpegに入れたくないのだけれど、ネットを開くとどうしても飛び込んでくる。
 Amazonで本やモノを一度頼むと、その傾向から「こんな本はいかがでしょう?」とかって来るでしょう。 あんな感じで、こんなニュースはいかがでしょう?って来ないかな。それ以外のどうでもいいニュースは一切届かないシステムでいいんだけどな。yjimage-2.jpeg
テンション落ちるだけだもの。
 
新聞読んでても、先に紹介した「私の履歴書」以外は、「ふーん、あっそー」って言う、程度でグッと惹き付けるものがないね。履歴書の現執筆者のミスターオザワ・セイジは相変わらず逆境続きでなんとも味がある人生だよ。昨日病み上がりで、高校生のブラスバンド部を指導しているニュースが流れたけれど、あれはいいね。
 学生が声をワナワナさせて「せかいてきなひとに 指導してもらえる機会なんてまずないので、感激しました」なんて言ってたよ。
オイラも掛け持ちで高校生の時ブラバンやっていたので気持ちわかるよ。(クラリネットだった) 
 雨で濡れた翼をはためかせ、生まれて死ぬまでのノルマから飛び出して行くにはこんなオザワ・スタイルがいいかな。オイラの胸の砂地に浸み込んでくる。

 P1120721.JPGこの写真のツーショトの相手はトシちゃんだ。 年に1回新年会としてだけ逢って紹興酒を飲むんだ。
いとこのキョウコの旦那さんなんだ。 キョウコはオイラと同じ山手学院出身なのでとても気が合う。

その旦那さんのトシちゃんが実にいい男なんだよな。 キョウコと結婚してまだ4年くらいかな。もう可愛い女の子2人の父親でもある。次女が生まれたのを機に3ヶ月前に独立したペンキ屋さんだ。
トシちゃんとは最初から気が合ったよ。
年齢はオイラと10才くらい違うんだけれど、実に素直で時代感覚に溢れている。

聞き上手的なクレバーさがあって親戚中の人気者だよ。全員が「キョウコはいい結婚したなー」って応援されているもの。  話していても、ホンワカした感じでオイラの様な進撃にプライオリティを置くエートスには学ぶべきところが多いよ。 
ずっとサッカーをやってきたので体育会系っぽいとyjimage-1.jpegころもあるけれど、女性的な柔らかさも持っているんだよな。一歩引いて物事をみるという感性が光るんだ。

年に1回だけれども、紹興酒で乾杯しながら、毎回ノドを鳴らす子猫になっているよ。 あっという間に酔っ払っちゃうね!
また来年が楽しみだ!  
 この日も 「素直」であることが未来の階段への最高のキップなんだと確信したよ。
年齢とともに、経験を積み、ちょっと偉くなったような錯覚に沈む。デタラメなダイヤルを廻しているだけのときも多いんだって気づいていかないといけないんimg_1255916_36683196_0.jpegだ。
 生きるってコトは、樹も水も火も小石もカモメもメダカもみんな同じなんだ。
 
ファンキーモンキーベイビーズというグループが半年くらい前に解散した。3人グループなんだけれどそのうちのひとり DJケミカルと言われる。彼は何もしない。楽器も演奏しないしDJもやらない。曲も作らず、コンサートでは何となく手拍子しているだけだった。ルックスも他の二人と比べて圧倒的に劣る。

しかしそのDJケミカルが抜けるコトになり、バンドは存続出来なく成った。他の二人の繋ぎ役だったケミカルが抜けてはグループはyjimage-10.jpeg存続デキナイと言うことだった。 こういった例は身近でもあるんだ。

意外な人がキーパーソンであったりする。
 前にでるモノだけが世界を動かすわけではないんだ。
 
未来からの無邪気なメッセージを受け取るには
 「素直な気持ち」をずーーとタイセツにしていかないと・・


そんな風(ふう)に風(かぜ)が囁く、千鳥足の帰り道だった。

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デカスロン

ath12080823280011-p5.jpg中学の頃、オイラは陸上部に所属していた。小学校の頃足だけは速かったので運動会でリレーに選抜されてヒーローになれた。 そんな「いわゆる いいおもい」がオイラの背中を押したんだね。
それに当時の花形の野球部は、オイラのスーパー球技オンチの ていたらくではお誘いもかからない。
なんせ高校時代体育の時間のソフトボールの授業中ライトフライを脳天に激突させ脳しんとうおこしたくらいだから。

そんなわけで、陸上部へ・・・・でも、全然だめっだったよ。オイラの脚力が通用したのは富士見台小学校の中だけだったんだ。同学年にSくんという藤沢市でもトップクラスの選手がいたのでオイラは、100メートルの選手になれなかった。
そこでだれもやらない200メートルという注目度のない種目をあてがわれた。120メートル過ぎからほとんど歩くようになってしまう体力の無さなので大会の予選すら一度も通過できなかった。 

現在、クリニックに当時の陸上部の先輩が来ているが「あの学年はSだけだったね」とオイラのことなど記憶yjimage-1.jpegの崖っぷちにもいないもん。 
一向にタイムが伸びないオイラは、自分の種目の練習を放棄して他の選手にチョッカイをだすべく、砲丸投げや幅跳び、高跳び、ハードル走などで時間を潰すことを覚えてしまった。 一ヶ月くらいは監督の目を盗んでこんなことバッカリやっていた。先輩達も才能のないオイラのことには興味がない様子だったのも幸いした。
  しかしこのことがH顧問の知るコトとなり、オイラはもとの200メートルの為の練習にもどされたんだ。  不思議な事にその直後の大会で藤沢市の大会でオイラは自分史上最高位yjimage-2.jpegの7位の走りができたんだ。予選突破は6位までだったので悔しかったのも確かだけれど、オイラの頬は結構紅潮していたよ。
  
陸上部にいてオイラの血になった経験はこれだけだったけれど、いまでも、あの時の流れを汲んだ思考がオイラを抱いている。 
 「生まれつきの才能」というものは絶対的な事実として存在する。 そんな人はハジメカラ100メートル1本でいけばいい。
それは「勇気」と呼ばれる。オイラクラスがそんなことをすれば「無謀」になる。
ひとつしか柱がなければ、それが折れればアウトだ。 ならばパルテノン神殿のように柱をドスンyjimage-3.jpegドスンと多角的に打ち立てていく。 

10種競技の覇者はヨーロッパではキング・オブ・アスリートとして称えられる。通称デカスロンと呼ばれる競技だ。 100メートル  400メートル  1500メートル  110メートルハードル  走幅跳  走高跳  棒高跳  砲丸投  円盤投  やり投  これらを2日間で行う宇宙人のような競技だ。
ath13081209290007-p1.jpg世界では時に10種の選手が特定種目でその専門の選手を凌ぐ成績を出したりして話題になったりするんだ。 もちろん専門に絞っている才能溢れた選手に最終的に負けたとしても、あと9種できるという柱が彼を強力に支える。 
絶望することはない。扉が沢山あるのだから。

わかりやすく 芸能界でみてみると、歌を歌うだけで独り立ちできるひとは何人いるだろうか。作詞も作曲もする。トーク力も磨く。演劇もやってみる。生き方そのものがオイラ達を震え上がらせる。
そんな人ser14010820590012-p4.jpgにシビレルのではないか。  すくなくとも歌手なのに作詞も作曲もできない蓄音機歌手にオイラは心をうたれない。中島みゆきの歌をAKBが歌うことをイメージできない。
本田圭佑だって、希有の自己哲学がなければあんな入団会見を英語できないよ。
さらにイタリア語も相当レヴェルまできていると現地広報は伝えている。
(実はちょっと悔しい(>_<)  ナイス初ゴーーール! 

「龍馬伝」で主演した福山雅治がこんなことを言っていたよ。 

10種競技全部やっている。気がつけば、実は100メートル日本2位みたいな位置にいるわけですよ。もし100メートルのエキスパート・ランナーとして歩んでいたら、当時のポテンシャルから考えれば、ダメに成っていたかも知れない。最初から華と言われる100メートルではなく10種競技で始めているのが逆に武器なった。役者やってアーティストやってというこではなく、思考力とか筋力、体力問題ということです。ものづくりって全部につながるじゃん。歌だけ歌っていたらわかんないよ。image.jpeg
     
これはまさしく、オイラが中学の頃にあのとき芽生えた感性そのものだ。
あのときも 監督に練習法を変えさせてくれと、お願いしたんだ。

「7位くらいで調子に乗るなってひとけりさ」   あのときは、うまく伝えられなかった、いまだったらな、 
でも 今から200メートルの競技にでるつもりはないけどね(^_^)
 
オイラは行き先は、 イメージの向こう側、蒼い空の向こう側・・・・・・・・・・

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イン ザ スカイ

P1120675.JPG1月12日日曜日、オイラは川崎の河川敷の新春マラソンのスタート地点に立っていた。
前夜は歯科医師会の新年会で藤沢のホテルに、その二日前は校友会の新年会で伊勢佐木町ですっかりブロイラーになっていたんだ。 
新年会では藤沢市民病院ヘッドのヤスヒロ兄貴(オフクロの弟)も来ていたので記念写真とっておいたよ。周りのみんなが「甥っ子のオP1120660.JPGイラがハチャメチャだから、おじさまは髪の毛が疲れておられる」などとオイラをいじめたもんだ。 

釣りキチの長後のWセンセイや、イケメンの片瀬山のMセンセイなど元気のいいオチャメなメンバーも来ていたので、なんとかオイラも寝ないですんだよ。やっぱりオチャメじゃあないとね、
P1120645.JPG医者は! 

伊勢佐木町では太田なわのれんとかいう明治からつづく店にいってきた。仲居さん美味しく目の前で焼いてくれたよ。
 そんな状態でピッチに立ったオイラは、1000%当たり前だけれど二日酔いで、カラダもヘビー級だ。オイラのエントリーは10キロなので甘くみていたんだ。 

 会場につくとベテランランナーらしき50代女性が「あけまして、走ってる?」P1120666.jpgなどど大阪のおばちゃんレヴェルで、はなしかけてきた。オイラは「いや練習無しで走るのが美学でして・・・」とハニカムと、「ダメじゃない、たんと練習しないと怪我するけね」とピシャリ(^_^)  
走行前の記念写真のシャッターをお願いすると、「ノリノリじゃなーい。お兄さん、自分のペースでむりすなよー」と言って去っていったよ。

随分アットホームな大会だ。いつもは湘南シティーマラソンにエントリーするんだけれど、日程の都合上今回はこの大会に出場することになったんだ。なんか正解だったかも。いい雰囲気なんだよな。

 スタート地点で、前列2列目に陣取ったオイラは役員に、コースの確認をしていると、今度は全身ピンクに身を包んだ超ベテラン女性ランナーから、「そんな心配せんでも、前に人がいるからあと付いていけばいいの」と横やりがP1120672.JPG入る。
「兄さんがトップで走らない限り心配ないって」とまあ、余計なお世話なんだけれど、実際その通りね(^^)/ そしたらさその人が、「ゴールの位置は右か左か」と役員に聞いているわけよ。

そこでオイラもすかさず「お姉さんの前にぎょーさん人がいるP1120681.JPGからケツ追っかけてればいいヤない」と2倍返しくらいしといたよ。 周りの人も笑っちゃってかなりいい空間ね! 

ただこの女性ランナーメチャクチャ速かった!! 
 スタート同時にオイラは、瞬く間にほとんどのランナーに抜かれた感触fだった。 アシキリ前に完走するということだけが目標なので、周りにには惑わされずオイラ自身のペースを刻む。マヌケなことにスポーッワッチの電池が切れていて、時計無しで走る。前日飲んだんでスッカリわすれていたよ。P1120696.JPG

こんな風が吹けば飛ばされそうな軽い魂で、研鑽を積んできたランナー達と同じペースでいけるわけがないんだ。
 なーに、マイペースなので苦しくはない、

走りながら、かわるがわる変わるオイラの記憶の紙芝居が色鮮やかになってくる。 そして聴こえてくる、自分の声・・・・・。こだましはじめる。
いたずらなやりとりはいらない。
結局、オイラは自分自身の声を抱いて歩いて行くんだ。


 毎夜、繰り広げられる天体ショーはオイラの目標距離をキロメートルから「光年」というものに変えた。 メートル単位では小さくまとまるだけだ。 照準設定がプロキオン→ボルックス→カストル→カペラ→アルデバランと、メカニックに回転する望遠鏡ガリレオをのぞいた穴から、
「なにを見てたかな?」 「なにを探していたのかな?」
P1120713.JPG  
遠い宇宙のことだもの、見えているものがすべて真実ではないんだ。 でも見えているモノはわからなくても、見えないものはわかった。 
そして、いつのまにか自分自身の限界というものも見えなくなった。
宇宙の果てが誰もわからないのに自己の内面宇宙はわかった気でいたんだ。
 ちがう、自己の宇宙にも果てなんか、ないんじゃあないのか・・。

この気づきこそ切り札。 
だったら行こう果てしなく、時にガムシャラに 時にさざ波のように
・・・・・自分で作りだしたゴーストを恐れて終わりにはしない。
  
 
いつのまにか ゴールしていた。 宇宙船にでも乗ったかな。P1120718.JPG 
 

P1120677.JPG原っぱでしばらく仰向けになったよ。 

水玉模様の雲が降ってきそうな青空だ!
 
シューズを脱いだ、素足で立った。
柔らかい太陽のひかりがオイラに入ってくる。
今、空を飛ぶ。

振り向けば川の水が揺れながら輝いていた。

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追憶の雨の中

P1120635.jpg泣いてる空に、今も浮かび出す年明けの冷たい雨の日に彼はやってきた。 
10年ぶりだろうか、彼がクリニックを訪れたのは静岡学園サッカー部に入学が決まった時だった。寮に入る前に歯をやってくれということだったよ。

静岡学園はJリーガーを大量に輩出している言わずと知れたサッカーの名門高校だ。キング・カズの母校と言えばわかるだろう。
彼、S君はガキンチョの頃からのクライアントで湘南台で一番サッカーの上手いと言われた男の子だったんだ。  

そんなS君が10年ぶりにやってきたんだ。 はじめはあまりに、イメージが違っちゃってて認識できなかった。
 「おー、Sくんか? わかんなかったよ、今、なにやってんの?」 
『しつこく、サッカーやってます、これしかないんで・・』  
「えっつ、プロなの?」 『鹿児島のチームで飯喰わせてもらってます』
 「すごいな、プロになるって夢叶えたんだね、かなり嬉しいな、というより、S、おまえカッコイイナ!ポジションどこ?」 
『ポジションはトップ下です』 
「あー本田圭佑みたいなもんか」 
『いやいや、本田さんとはレヴェルハンパじゃなく違いますよ、まだまだ足りないです』 
 まあそんな感じで、なかなか治療に入れない(^_^;)
今はオフなので実家に帰ってきているという。それで歯をなんとかしてくれと・・なimage-1.jpegんだ10年前と同じかよ。(^_^)
  
実に気持ちがいいんだ、Sくんと話しているとね。 
すんなりと行かなかったらしい。サッカー人生。
怪我に泣かされた、絶望と失望その向こうに何があるのかもわからず、なにも見えなかった。無心で準備だけは、していたいう。
さすがは、かつての静学の10番だ。そして26才の今も、サッカーで飯喰ってる! 
なんて格好いいんだ。 サッカーに絞りきれるところが、オイラの心を射抜く。できないよ、なかなか。

夕焼けを追いかけてゆく列車の窓の中で、街灯りの揺れる景色を見つめているオイラが居る。
ふとそimage-2.jpegんな昔のことが脳裏に咲いた。  
ひとり旅をしたときのことだ。
風のように過ぎゆく季節の中で求め続けた。
いや、いまでも求め続けている。 
オイラが描いた憧れに負けたくはないから・・。

なんでだろう、あの時の場面がその時、鮮明にフラシュバックしてyjimage-2.jpegきたよ。
 いきなりガツンとやられたさ。 

 擦り切れたジーンズに洗いざらしのスニーカー、着古した皮ジャン・・・・こんな言葉から導かれる色あせていない気持ちをオイラは思い出にしてしまっている。 
 
あの頃、高校生の頃、オイラは自分に何度も問いかけてきた、
「何ができるのか、追い続けているこの憧れはどこにあるのか」 ・・と。 目を閉じて、見つめればここにあるのに、なのにつかめていないじゃあないか。
 
yjimage.jpeg現在日経新聞の「私の履歴書」に指揮者のオザワ セイジが執筆している。この記事もオイラを捉えた。
              桐朋短大の卒業式の日(芸大出身だと思っていたよ)、なぜかオザワセイジの名前だけ呼ばれなかった。あるはずの卒業証書もない。留年していたのだ。しかも誰も教えてくれなかった。かわいそうに、張り切って着物まで着たオフクロさんは泣きながら帰ってしまたそうだ。セイジは謝恩会の幹事まで引き受けていたとうのに。声楽の伊藤先生が「いいんだ卒業なんてなくても」と慰めてくれたが、学費はどうするんだ。またアルバイトしなくてはいけない。海外留学も後輩が選ばれオザワは羽田で見送った。
 
yjimage-3.jpegただわけもなく ただ時間だけが過ぎていく。絶望と希望の繰り返し。
しかし、二人とも形はちがうものの、掴んだ。
オイラだって置いてきぼりはイヤだぜ。
まだ、なにひとつ掴んじゃあいないんだ。ひとつもだ!
Sくんの目を見てハッキリとわかったよ。
 もっと遠くへ遠くへ遠くへ

Sくんに写真をお願いすると、もちろんス! じゃあ僕のiPhoneでもyjimage-1.jpeg一枚お願いできますかとさ!
 
 シャッターを押したミカが、いい感じで撮れましたと最高の笑顔を見せていた。
 追憶の雨の中で、脊髄が直線的に充電されていく。

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Ceci n'est pas une pipe

P1120625.JPG絵が好きなオイラの部屋は画集で溢れているんだ。
見るたびに新発見があって、こころが研ぎ澄まされる。
この絵はオイラが特にひいきにしているベルギーの奇才ルネ・マグリッドの画集にあるもの。
20110320_1739698.jpg
オイラのフェイバリットはこの岩の浮かぶ「ピレーネ城」で、みんなが知っている作品だとこの鳩のシルエットの「大家族」がある。

小学校の頃(当時オイラはマンガ家を目指していた)にパーマンの作者の藤子不二雄センセイがマグリッドの絵から感じたことが自分の作品の原点になっているとインタビュー記事に答えていたんだ。。
あのときyjimage-3.jpegはまさか藤子不二雄がAとBの二人いるとは知らなかったけれどね。 この事実を知ったときは、「どういう分担なんだろう?」って実に希代不思議だった。
 エラリークイーンみたいに、プロット構成と執筆に分けているのかと想像していたよ。

真相は「作品別」ってことがわかったときは"えっつ"首が前に出て舌はもっと先に出た。 
  マンガ家になりたかったオイラは、藤子先生と赤塚先生の作品をバイブルとしていたんだから。

冬休み最終日にたまたまマグリッドの画集をパラパラめくっていてこのパイプの絵に目が釘付けになった。
P1120627.JPGパイプの絵の題名は「イメージの裏切り」というんだけれど、いままで
「このパイプのどこが裏切り?」って思うだけでなく、失礼にも「マグリッドもたまには駄作があるんだな」
なんて勝手に包括していたんだ。

マグリッドは現実の世界の中で感じられる謎や不条理を描いている。
もっとも有名な作品はこのテーマだけで23枚も描いた「光の帝国」なんだ。同時に体験できない昼と夜が一枚の絵の中で組み合わさっているだ。ここで見る者は驚き喜びを舐める。この時、「感覚」はリリース、解放され、そして自由になり「常識」という空間の縛りから抜け出せる。

それでは話題をパイプの絵にもどそう。 イヤ、この表現は正しくない。 このパイプに見える絵に話題をもどそうだ。

今回、オイラの目に突き刺さったのは「Ceci n'est  pas une pipe」 ーこの絵と一緒に描かれているこの文字列だ。  画集を買ったときはベルギー語で「パイプの絵」とでも、かいてあるものなんだと思っていたよ。まあ、気に止めていなかった。
実際、5日前まではそのLa_victoire.jpg認識でいたよ。 そもそもベルギー語というものはない。これはフランス語だ。今ならこれくらいのフランス語なら翻訳できる。
 「これはパイプではない」・・・だ。
  げげ、じゃあ!な、なんなんだ。 この文字列がオイラの思い込みと常識を裏切り、不条理な世界へと誘った。  これは、拳銃か、サクソフォンか、さては望遠鏡か、・・・・

あーわからない。だってこれはパイプだろう?  だからパイプじゃあないってかいてあるだろう! なんだかトテツモナイ不安がオイラを襲う。どうしていいかわからなくなる。これは不条理だ。 と、同時に ヒントになる。    違う世界の扉が開いた!

この一枚はオイラに可能性を示唆してくれる。"まったく宝の持ち腐れ"とはオイラのことだったよ。
P1120629.JPG
若き日のマグリッドも、ある一枚に衝撃を受け作風が変化した。
そして扉を開けていったんだ。
それはシュールレアリスムの先駆者 デ・キリコの
「愛の賛歌」  ひとつひとつはありふれているのに、どこが不思議な感覚が残る。

オイラにとってこの「パイプではない絵」はマグリッドにとっての「愛の賛歌」と同じくらいの意味を持つんだと・・
そんなイメージが脳裏に投影された。


  

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風のように

yjimage-14.jpegあけましておめでとうございます。
(^_^;)2014ハジマッタネ! 
今年からオイラのピッチングスタイルを変えていく。このままでは12勝はできても20勝はできない。
体力とともにふたケタも勝つのは難しくなるだろう。そんな状況はトウテイ受け入れられない。

  なんたって、オイラの人生は、これからで今は未だアイドリングの状態なんだもの。 今年は実験的にオイラ自身の提案をオイラのP1120498.JPGルールのっとり風のように流れよう。 
正月休みは缶詰でユーロ4科目に集中した。全科目一通り終えて、リスニングは各5回まで終えた。 今までの方法では1科目もあがらなかったと思う。
 ただピッチングスタイルの変更は両刃の剣だ。
一通りやったからと言っても、それが身につくのとはイコールではない。ここで気を抜いたら痛烈なライナーを浴びる。 
これからのオイラの人生にコマーシャルはいらない。本編だけをながしていく。yjimage-15.jpeg
継続は当たり前、繰り返しこそが力・・・
人間の記憶なんてそれほどいいもんじゃあないんだ。まして体得となると、アタマだけ使ってもだめだ。 
 スノーボードだって、本読んだだけでは滑れない。 何度も転んで滑ってのドリルの繰り返しだ。

「こんなので本当に滑れるのか?」と思ってドリルを重ねていると「ふと、デキル瞬間」が舞い降りP1120394.JPGてくるんだ。 
20年以上前に、司法試験にパスした人に聞いた話の記憶が蘇る。
「もうこれ以上勉強出来ないと、いうほど勉強をし尽くした、その次の年にやっと合格できる」・・。
この時、風が流れたよ。 紙ひこうきは、最初の起動だけを人が行うけれど、あとは風の流れに乗れるかどうかで飛行時間が決まってく。
飛行距離が決まっていく。飛行艶美のスタイルが決まっていく。

これを自分の腕の力だけで飛ばそうとしたら大変だ。  でも多くの人がこのワナに陥り、それに気がつかない。 今までのオイラのピッチングスタイルもyjimage-10.jpegこのトラップにハマッテイタと去年の暮れに気がついたんだ。
 風に乗るP1120395.JPGんだ。 そしてしなやかな空中曲線を描く。 青空と遊ぶ雲をバックに舞う。
 
年末の何かの番組でJAXAの川口さんが「普通の考えで普通の道を歩いていたのなら、糸川先生のレヴェルには決して行けない」といっていた。もちろんロケット工学の父と言われた糸川博士のことだ。
 みんなみんな日々、試行錯誤を繰り返している。 

2014は本業の歯科も、目標ターゲットも、転換期になる。
 はりま天文台コースの流れで木星とその衛星イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストを毎日観測していて、衝撃的な発見があっyjimage-4.jpegたんだ。 天体上の発見というわけではなくて、オイラ自身の内面の発見なんだけれど、これらのガリレオ衛星はオイラに多角的思考を授けてくれたP1120426.JPGよ。 

それで2014をこの思考に当てはめてみることにしたんだ。  この宇宙思考にリンクすれば、
オイラの紙ひこうきも上昇気流に乗っていける気がするんだ。yjimage-2.jpeg 

まあ、やってみなければわからない。幸福は閑暇のうちにはない。
ダメでもそれはそれだ。
100の失敗よりも1つの後悔を恐れる。
 2014・・しなやかに夜間飛行といこう。風のように流れながら・・。
 人間の自由を奪うものは、暴君よりも悪法よりも、実に当たり前だと思っている自分自身の習慣なんだ。  気張ればいいってもんじゃあない。ムシロ真逆にアンサーがある。 

ガリレオの時P1120337.jpg代たったひとつのの望遠鏡が、世界感を変えた。

 誰もがガリレオの望遠鏡を持っているんだ。  

オイラは気に入ったものに名前をつけることがある。
 初めて買った二輪車はレスポアール(フランス語で希望)、
バイトで買った日産ガゼールは(バンビ)・・・・・・
  
そして天体望遠鏡・・・・・・(ガリレオ)・でキマリだ:-)  


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