このクライアントさんは82歳、
心臓疾患の他多数の、合併症がある。
そんなわけで、外科処置も、積極的には,せずに総入れ歯が、入っている。
いつも家族の方が、付き添いに来なければ歩けない状態になっている。
上下とも総入れ歯の吸着性もよいのだけれど、ここで問題が発生しているだ。 本人は既にあまり、自己主張出来る状態では無く、家族の方からの、指摘だと、「上の入れ歯を食事をして5分も経たないうちに外してしまう」という。
「家族として見ていられないので、なんとかならないのかと・・」

CTスキャンでこうしてみてみると、以外にも顎の骨がしっかりしている。
家族の方の話を総合しても、出来る手立ては、
もう「入れ歯で無く、固定の歯にすること」しか残されていない。
All-On-4 システムで、一回の外科処置で、抜歯からインプラント埋め込み、歯の装着まで、やること。それしかない。


体力的な問題は、シュミレーションしたところによると、
オペ時間90分以内なら、
リスクは90%回避出来る。
しかし、 この世に「絶対」は、無いので、オペをするのであれば、バイタルサインのモニター執拗に、目を光らせねばならない。
10年後には、自分も同じようになっているかも知れない症例。
『絶対』の無い世界 本人と医師の共同作業だと思うが、本人の意思決意確認の難しい状況で、医師は悩む。医者の宿命かもしれない。QOLと費用そして残りの大切な人生これの調和が?