男はつらいよ

男はつらいよ

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DSC05799.jpg今日は、映画・《男はつらいよ》をベースに話をススメちゃおー!  
 
オイラが、勝手に学んでいる、立川談志一門の動向も寅さんベースなんだよー。
立川一門では寅さん映画全49作観て学ぶことが必須条件なんだ。  
志の輔兄さんも全部持っていて繰り返し観ているっていうし、
志らくは寅さん研究家になっちゃて、「寅さんというと、必ず呼ばれている」もんなぁ。
  
寅さんのテンポと笑い、落語のテンポ笑いが一緒なんだね!  
 落語は300年も同じネタで引き継がれているよね。
  同じく寅さんだって昭和DSC05793.jpgの流れをヒッサゲテその笑いがいまだに愛されているでしょう、ネ!     
  この辺が、一瞬のはやりで廃れていく お笑いタレントとは違うところなんだ。

 そもそも日本は映画の地位が低いよね・・・・
これって、ちょっとへんじゃん!?

だって世界で一番有名な日DSC05797.jpg本人って長い間「黒沢明監督」だったでしょう。  

ここ数年は村上春樹がダントツのトップで、黒沢明監督はセカンドポジションだけれど、
世界の映画界に師匠として君臨しているのは現在進行形だよ。
 
 
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それなのに、国公立の学校で映画を教えるところってないんだよ。

学校には絵画の歴史だって、音楽の歴史だってあるでしょう。
なんで映画の歴史を教えなんだろう???
 
寅さんのベンキョウをして寅さんの試験があってもいいのになぁ・・・
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これは作家の五木寛之が言っていたんだけれど、

「ハンガリーでは高校から映画を正式な単位として教えるんだってさ」

だから世界中の古典を観ていい観客が育つって言うんだ。  
ココが始まりになっているので、ハンガリーの映画は国際的にDSC05804 (1).jpg特に高い評価を受ける作品が目白押しなんだよ。
なんだか 羨ましいネー!   
  
オイラも、小さい頃から藤沢のオデオン座に足を運んで DSC05794.jpg「男はつらいよシリーズ」はカナリ観たけれど、全作品観ているわけじゃあないわけよ。

 そこで、イメージだけでも 立川一門に弟子入りした気分になるために、
パソコン動画サイトで全作品観ることにしたよ。 
まだ7作目だけれど、 いやいや 笑えるよー、 
心あるもんなぁ・・・
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寅さんと言えば、
金沢のシゲミツちゃんが、スーパーフリークで、いまだに全作品を何度も再生しているんだ。  

この間、オイラとお揃いの、寅さん貯金箱あげたら、
驚喜していたもんね。
  
 《男はつらいよ》の山田洋次監督は、
 
「寅自身は義理と人情の側の人DSC05802.jpg間であって、浪花節的であるところが多い。
しかしこの映画は、浪花節的、演歌的なモノを克服して
落語的な理性的なリアリズムの笑いを追求していきたい」 としているんだ。  
 
 この 人間の あるがままを そのまま映し出す
(リアリズム)・・・
立川談志の言うところの「業の肯定」

 ここに、 笑いの、そして 幸せの本質が ある・・・・

  


「男はつらいよ」へのコメント

おやすみなさい。「業の肯定」ってよくわかりません。
 なんとなくならわかるのですが、また続編で教えてください。

世界に知られる日本人とかいう番組僕も観ました。
 村上春樹→黒沢明→小澤征爾→吉田茂→徳川家康の順で、村上が群を抜いていた。

あずささんの参加した六本木のナイトヨガにオレの姉貴も行ったんだよ。  めちゃくちゃ感激です。
 オレは姉貴とふたりで恵比寿に住んでる。故郷は鹿児島。

みやびさん、立川談志の「業の肯定」に関して、僕も調べてみました。ネットにわかりやすい文面があったので引用します。
参考になれば嬉しいです。
業とは人間の性質・本質です
人間はあらゆる欲や本能があります
独占欲や闘争本能…等々
それらの末路に戦争もあります
皆がそれらを好き勝手に満たそうとすれば滅茶苦茶になります
しかし完全に押さえ込む事もできません
バナナの皮で滑って転んだ人も、本当は可哀想ははずなのにクスッときてしまいます
良い悪いではなく、人間とはそういうものです
例えばボクシング
人が人を殴って良いわけはありませんが《ルール内だから》と肯定します
そうやってあらゆる業をルールという共通項により認めたのです
人間はそうやって業を満たさなければ、綺麗事や正論のみに忠実に生きて行く事ができないのです
好きな人、趣味、ボランティア、嫉妬心、優越感…良いも悪いも引っくるめ、それらの感情自体が業から生まれています
落語には業の塊のような人達が出てきます
その人物たちを落語を通して皮肉り、戒め、自虐もして、それを引っくるめて笑いにして愛します
落語は、人間誰しもが持つ業を笑いに変換して楽しませることで『業=人間なんだ。業を肯定する=人間を肯定する事なんだ』というふうに肯定しています
業を否定するという事は、すなわち人間を否定しています
しかし否定しているその人もやはり人間であり、周りから肯定されているから生きていけるのです
《落語とは人間の業の肯定 》とは
『落語は知っているよ。人間そんなもんさ。だから肩の力を抜いて、そんな自分を世の中を、笑って愛し生きようじゃないか』
という事です
(ヤフー知恵袋より引用)

SY牧場のゆーこです。おやすみなさい。寅さんのテンポと笑い、落語のテンポ笑いが一緒だっていうところが、面白いし発見だった。 寅さんは映像が古いから、いまひとつ飛び込んでいけない自分がいます。

寅さん映画が、【落語的な理性的なリアリズムの笑いを追求】
でアッとことに驚きました。 流石は山田洋次監督だ。

あずささんの大学時代のお友達、メンバー6人でハワイに行ったなんて、いいなー。  大学楽しかったんですねー、卒業旅行ですか?

SYのさゆりです。もう寝ます。寅さん全49作というのは、ギネスものではないですか? シリーズ化の映画はせいぜい4作ぐらいだとおもいますけれど。
 

「寅さんのベンキョウをして寅さんの試験があってもいいのになぁ・・・」
まあ、おれも、この意見に賛成だな。  
 もっとアタマを柔らかくしてもいいと思うよ。
  
 法政大 A・H

オイラは邦画なら、たしか、北野たけしの映画に詳しかったはずですが、どうですか。 自分は北野映画の大ファンです。
邦画の話題ならたけしも、出して下さい。よろしくお願いです。

わたしは母が日本人で父がインド人です。
そんな 父が夢中になって観ていたのが 男はつらいよ でした。
懐かしいです。

おはようございます。 今日は新企画のプレゼンを、10時から行うので、いまから緊張しています。震えてしまってます。がんばらなきゃ。

おはようございます。おなじく寅さん好きのくじらいです。かなり前ですがコメントさせていただいております。覚えていらっしゃるでしょうか。寅さんは日本映画の宝、金字塔です。

村カム春樹のファンで自称ハルキストですが、日本一の日本人は、
渥美清さんではないかと、わたしは思います。

オイブロで 寅さんの話題が取り上げられると 必ず、リッツのシゲミツ先生が登場してくるところが面白いです。シゲミツ先生にはリッツデンタル時代丁寧に治療していただきました。
  感謝しています。

ハルキストの人たちは、なんで、村上春樹を村カム春樹というのですか。 以前から不思議に感じていました。
 ノーベル文学賞がカム(来る)という願掛けでしょうか。

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2016年10月3日

         

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