TEN-Q

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P1060578.jpgここは TEN-Q 宇宙小僧のオイラにとって、一息つける場所だよ。 オオサンショウウオのサワンちゃんの場所は秘密だけれど、ここはオープン(^^)!  
 
ここには すごい宇宙体験ハイテク装置があるよ、撮影禁止で紹介できないんだけれどね・・
 あれは すごいや!    
  
撮影可能区域は しょぼくておもしろいよ。 この宇宙人と一緒に撮影しましょーコーナーが多分一番人気ね!   
  
アームストロング船長体験で、月に一歩踏み出せたりもするんだ。
P1060588.jpg 
東大の宇宙チームの 研究所分室が この TEN-Qの中にあってさ、こうやって 何やら研究しているんだよ。 
 
その光景をオイラたちに見せているのだけれど、 「何の意味がある?」 って思っていたら、どうやら謎が解けた・・・ 
小学生の暗いの男の子が母親に、
「あーゆーヒトになりたい」ってせがんでいるんだよ。
P1060585.JPG『じゃあ、たくさん本読まなきゃね!』  
 「うん、そーいう図鑑なら
 毎日見てるヨー!」
  
ちいちゃい子が、宇宙に興味をもって理系分野に進んでいく、生きた目標になっていた。
なんか いい光景みちゃったなー(^^;)     読んでるというのでなく、見ているって感覚わかるんだよね。つい開いちゃうんだよよね。 

JAXA の國中さんの言葉が、壁に掲げられていて、この男の子への応援歌みたいになっちゃってたよ。  オイラも純粋にこういうメッセージを受けちゃうな。
P1060612.JPG
P1060617.JPG 科学者の言葉は スーッと、カラダに入ってくることが多いんだ。
 文学系のことばはレトリックになっているから、かっこいいんだけれど、ひと呼吸置かないと入らないことが多いのね。
  
たとえば ドストエフスキーの 《地下室の手記》 に 
「絶望の中にも焼け付くような強烈な快感があるものだ。ことに自分の追い詰められた苦境を痛切に意識するときなどは、なおさらそうである」P1060589.JPG  
という一節があって、まあ読めばわかるし、まあそうか! お納得もするのだけれど、
 國中さんのときみたいに直球では入ってこないもの。    

誤解のないように言っておくと、オイラは文豪ドストエフスキーをものすごく崇拝しているので、念のため<(_ _)> P1060581.JPG     
 
ここには 火星体験で火星らしき部屋もあってね
気分はキュリオシティ(火星探査機)ってやつだ。 

宇宙飛行士も空中に浮かんでいるしね、ベンチに座っていると肩の力が抜けていくのがわかるんだ。
今回オイラの目にとまったのはこれね↓    
宇宙遊泳っていうより、宇宙にたったひとり放り出された感じじゃん。

 P1060620.jpgこれでは、誰も頼れない。 
自分でやらなきゃ!   自分で!

「天は自らを助くるものを助く」というでしょう。  これは自助精神のことで 

「志を立てて、自分の力でやっていこうという精神の持ち主には、必ずいいチャンスがめぐってくる」と言う意味ね。
 英訳は (Heaven helps those who help themselves) 

 たとえば 旧ソビエト連邦は戦争で負けたわけでもなく ガラガラと崩壊したでしょう。
金や石油や石炭など世界屈指の資源国なのにぺしゃんこになった。 

旧ソが、努力した人の利益を、努力していない人にまんべんなく分け与P1060576.jpgえようという思想が行き過ぎちゃったからね。 
 指導部の問題もあるけれど、根底はこれ、「努力してもしゃーねーや」ってことで国家的にやる気がなくなっちゃった、 これは、資本主義の日本でもおこること。 

P1060587.jpg会社にぶら下がろうとする精神が蔓延すると屋台骨である会社は崩壊し社員は放りだされる。 

 一時経営不振に陥った、ニッサンも、その要因が労働組合の力が大きく成りすぎたことだ、とのちに検証されたもの。
 
ニッサンの場合 カルロス・ゴーン氏が、
ソッコウで改善しあっという間に蘇ったけれどね。
 
人間はみな 宇宙遊泳しているって 認識がとっても重要だよ。 
 明日はわからないのだもの・・

ところで、このリンゴ とっても ニュートンだなー (*^_^*)  

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「TEN-Q」へのコメント

自己の目的に向かって歩み続ける人は 何処かで息抜きの場を持っているものだというのは 解っていたが 宇宙小僧の息抜きの場の一つを OPENにしてもらい 拝読させていただいた今回のブログ。
このブロブに いっぱい 宝石が 無造作にちりばめてある のに驚嘆。
何事も『面白い』がなければ継続して 追求をする力が湧いてこない事。
志を立てて、自分の力でやっていこうという精神の持ち主には、必ずいいチャンスがめぐってくる
Heaven helps those who help themselves 全く同感。
トリックアートの様な空間に 入ると肩の力が抜け ホッとする体感がある 息抜きの場かもしれない。
最後の 『あなたは どんな 足跡を残す?』 ドキ(キドじゃないよ)したね。
あと少しかもしれない 残された時間 家族に 友達に オイラは
後世に引き継いでもらう どんな 足跡を残しているのか?

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2015年3月20日

         

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