シルクロード 綾瀬にキター!

シルクロード 綾瀬にキター!

P1060098.jpg「湘南のモディリアーニ」とオイラが呼んでいるクライアントのカワイさんに、トッテオキの情報をもらったんだ! 
 なーんと「綾瀬市役所で平山郁夫展がやっているよ」っていうんだよ。  

カワイさんは自分で絵も描く美術好きなんだ。
むろんオイラの美術好きのことも知っているので 「無料だし、もう2回もいっちゃたー」なんて自慢げに囁くワケなんだよ。  
 くやしー(^^;)  オイラも即、行くぞー!  
  と言っても綾瀬市役所ってどこなんだ? 
  
隣の市だけれど、市役所なんて行かないからわかんないよー。 それでカワイさんから道順聞いたら、
「なーんだ直ぐそこじゃあん」  というわけで、クルマでいったら13分で着いちゃった。
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予想外だったのは、綾瀬市役所の広大さね。 
長後市民センターをイメージして行ったので、ガツーンとやられた。   で、デカーイ 聞いてみると、「イベント会場は7階だっていうじゃーない」 おP1060103.JPGいおい一体何階建てなんだよー・・・・  

平山郁夫といったら日本でも屈指の日本画家だ。 東京芸大の教授や、学長もしていたから、門下生も多いよ。 平山郁夫の精神的な支柱は仏教なんだ。

画風には、人間の原点としての仏教とそれを伝えるために幾多の苦難を乗り越えてきた人間の苦闘への深い思いがにじみ出てくる。
そして平山の世界では、やがて仏教を遠く日本まで伝えたシルクロードへのロマンに魅せられていく。
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オイラが1番好きな絵は《入涅槃幻想(にゅうねはんげんそう)》という大きな絵なんだけれど、これは綾瀬に来ていなかった。
でも全部で18点来ていた内の、

《アフガニスタンの砂漠を行く・月》と《アフガニスタンの砂漠を行く・日》のこれまた大きな2作品はグイグイ来たよ。
 
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 P1060107.JPGとてつもなく嬉しいのは観客が10人くらいしかい無いところ、ほとんど独り占め状態で絵の前にステイできるんだ。   

「ぶれない」っていう平山郁夫の本があってね、これ 随分前にオイラブログに登場したんだけれど・・・
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今でも愛読書のひとつなんだ。 

そーゆーいみでは、オイラも平山先生の門下生と言える(勝手だけれど(^o^))  
この本の165ページに湯川秀樹博士のことを引き合いに出して「ぶれない自分」の作り方が掲載されているんだ。
 
湯川博士は物理学一辺倒に偏ることなく、短歌を詠まれたり、思想的な面においてもさまざまな見解を述べていた。

専門分野を乗り越え確個とした考え方で行動していく教養人だ。
このように教養を身につけることは、その人に「人間としP1060095.JPGての幅」を生み、それが人格形成に大いに役立っていくという。
文化をも視野に入れた大きな個性をつくっていくというんだ。

この人間としての幅が大きければ大きいほど何がおころうが立ち向かっていける。「ぶれない自分」をつくることができる。

なぜなら身に降りかかるさまざまなことをこの幅が吸収してくれるから》
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これとほぼ同じようなことをスティーブ・ジョブスも言っている。
ジョブスが美術デザインに明るいことは誰もが知っているよね。 ジョブスも徹底して製品の美しさにこだわった。
 
「身に降りかかるさまざまなことをこの幅が吸収してくれる」

と言うのはまさにドンピシャだ。
オイラなどまだまだ修行不足だけれど、

このショックアブソーバーの思考は光るナイフだ。

ショックを受けない道などないのだから、 
ショックをうまく緩衝することに視点を移さないと、
倒れて壊れてそこでオシマイ。

「シルクロード 綾瀬にキター!」へのコメント

今回の内容には 同感 それ以外ない 
自分に振り返った時 『ぶれない自分』が何処までシッカリした基盤の上に立っているか不安 これが きっと失格要因だろう
人生まだまだ修行中ということで ガッカリしないで 修行を継続しよう それしか 今のオイラには 言葉が無い

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2015年1月24日

         

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