あれから2週間

あれから2週間

P1040907.JPG『武田双雲さんと杉山愛さんの2メートル横の体験』から2週間が経った。 
あの日は打ち上げで、企画メンバーみんなで飲みに行ったし、次の日の理事会でも反省点などの問題が討議されたんだ。
そんな時間の道をさくさくと歩きながら、あの日の体験が、オイラの中でようやく咀嚼されたようだ。

 まさに刻印付けで刷り込まれたものだから、強烈に身体が熱くなる。 
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  2人から授けられたものは、「プロフェッショナルの流儀」であったと思える。

1 一流のプロは俗世間の価値観などといった二流の考えにはまったく左右されない
2 自分のルールを突き通す。しかし柔軟な見直しも怠らない
3 トップクラスになっても安心した瞬間に転落する

特に、2は 前人未踏の3度の3冠王獲得の偉業を成し遂げた
「オレ流」の落合博満の著書「采配」のなかにも、同じような記述があるのを思い出した。
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「ルールで決めたことは、どんな理由があっても守らなければならない。私はそう考えている。ただしルール自体に抜け道があったり、時代にそぐわない者になっていたら、徹底的に見直すことも必要だろう。ルールがその世界の発展を停滞させるものであってはならないのだ」

今はネット時代であり、情報の伝達が光速でしょう!
 カメレオンのように瞬P1040931.jpg時に、「見直し」を行えるというのはサバイバルの絶対条件になる。 これはブレルとかブレナイとかとは、違ったベクトルからの視点だ。
 
ここで勘違いして、意固地になると、奈落から抜け出せなくなる。  

杉山さんが、スランプから抜け出せなくなり、ボールを見るのも怖くなったときに、母親にコーチを頼んだ。 
母親はテニスの選手でも何でもないんだよ。いわばシロウト。 
でも愛さんの一番の理解者であった。 
 「どーせ 何をやってもダメなんだから、母さんお願いします」って事になったんだろうけれど、この柔軟性は、やわらかすぎるーーー! 

その3P1040939.JPG年後に杉山さんは夢だった世界ランキングトップ10入りを果たす。

武田さんも、理科大卒業後、NTTに入社。 
全くやる気が出ないサラリーマン生活を送っていた。
あるとき、おばちゃんの、お客さんに「字がうまいわねー、こんなに字がうまければ字で飯が食べれるわね」と、言われ、

「そうなのかーじゃあそうするか」 という人生の柔軟な見直しをしている。
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この柔軟性、柔らかすぎねーか(*^_^*)  
そして現在の武田双雲がある。

 あの日の打ち上げでは、隣に、山手→日本歯科大の後輩のえーのもっちゃんが、いた。
今月、ホノルルマラソンを控えている。 
ウーロン茶で乾杯し、つまみにもホトンド手をつけていなかった。 ストイックなんだね。 3時間半で走るかっらね、たいしたもんだよ。 

その横でヘベレケになっているオイラは、アホみたいやった(^_-)  
彼の自分でルールを課してそれを堅持する姿はカッコイイ! 
 
P1040919.JPGところで、この机の麓にあるビニールテープのようなのなんだかわかるー? 

これはね「バミリ」って言うんだよ。 
舞台や映画などで、人や椅子、マイクなどの位置を示す目印なんだ。 「バミる」と言う動詞としても使われる。 

  今回オイラが覚えた唯一の業界用語なんだ(^^)/
 
講演会は1時からだったけれど、4時間前から、開場スタッフのオイラは 「バミっていたんだ」

それで、なんども、舞台のリハーサル。 
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準備にやりすぎはないと、

よく言われるけれど、それは裏方もそうなんだなって・・

新しい風がオイラの鼻先を通りすぎて行ったよ・・
  
   
 
 
  

「あれから2週間」へのコメント

師匠の暖かい問いかけは オイラの激痛も何処かへ スーッと消えていく 痛さが無くなったわけではないが 安心感からか 信頼感か全く解答は 自分でも解からないが・・・・・
あの講演会からもう2週間も過ぎているのか オイラも二人から受けた感動を(講演者は三人いたんだよ) 忘れない為にオイラ流で 身近な者に 熱く語るのだが 要点だけ キーワードだけ話すもんで 相手は理解できない
でも 相手に同じ講演の話をするつもりなんて 毛頭無いから 全然無視。 迷惑な話だと思うが こちらは 気持ちが高ぶっているから 相手の大切な時間を占拠している無礼はあとでわびる
自分の心に刷り込みたい 大切なワードを 繰り返している。
杉山さんが どん底の時お母さんは『私には、わかる』 この一言
子供の頃から見てきて 一緒にテニスを横でやったり 試合を見ているから ピークの時との違いが見えていたのだろう 彼女が お願いしますとコーチを依頼したのも 合い通ずるものがあったのだと理解し 彼女の感性の素晴らしさに感動した事 師匠はその道のプロだけではない 自分を愛情を持って見つめてくれている人なら必ずプラスに成るものがあると信じたからだろう 信頼関係の凄さを 思い出す。
武田双雲さんは 子供の頃からおじいさんお母さんから習字は習っていたが 常にほめられていたらしい この子は字がうまいと。これは 子供を育てるのに大切な心遣い。 全く関係のない理科大に入学 卒業後教授の進めるまま 何となくNTTに入社 でもしっくりこない 自分に ある日、おばさんの『字が綺麗ね』の一言で 進路変更 藤沢の路上でストリートシンガーを見 それを取り囲んでいた女学生達が涙を流して聞き入っている姿に何故底までと 疑問に思い
武田さんも茣蓙と習字の道具を持って真似した見たが 
最初は人が来たら 店じまい 商売にならない日々。
そのうち観察眼が変わり道行く人の姿を見ていろいろ発見 
相手目線で見ていると 相手の心の様子を想像する 色んな境遇の人が居るのだとわかってくると相手から近づいてきて 話を始める この人ならわかってくれる人だと思うのか 
彼は習字のことなんか忘れ真剣に傾聴する分かれるときには笑顔にかわり 相手は有難うといって笑顔で去って行く。何と清々しい気持ちにさせてもらったのかと
此れ セールスの基本。 
自分から一方的に話し売り込むより 相手の悩みを傾聴する態度が 信頼感を生み セールスにつながる。
寡黙な人ほどセールスの成績がいい。
二人とも 人生の転換点で 誠に柔軟に基本ルールの基本はツラ抜きながら 方法を替えた。
オイラ二人の共通点は 誠にそれでいいのかと思うほど 柔軟な人生の分岐点で大胆な選択をした
それが出来る心をそれまでに育んでいたからだろうと
最後の鼎談で某氏を攻めた時の解答で無い答をさらりと聞き流し 話題転換した時に 感じた。
欠点を指摘しても 深入りしない わからない人には わからなくてもいい なぜなら いくら言葉を換えていっても 理解できないからだと思う。
師匠有難う オイラもあの講演会の中身物凄く気に入っていたので 良い時機の ブロブに感謝
もっと短い 感想が書けるように 努力するね
あずさ さんへ不思議な生活している人のように思える 師匠の影響なのか そんなわけ無いね。

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2014年12月7日

         

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