ちょっとした風景

ちょっとした風景

P1040388.JPG昨日は山手時代の友人、Shinくんが来院。
Shinちゃんとは、高校時代オイラと一緒にオーストラリアのアドレードに、留学した仲なんだ。 

オイラのクリニックにも予防のために4ヶ月に1回のペースでもう15年くらい通っているよ。 
  ちょいと、チャらいけれど、大きな会社の社長さま(^^)/だよ。
 隔年で乗ってくるクルマが変わるから、目が回っちゃうよ。   

 1年間海外で一緒に過ごした仲間とは、
今でも会話P1040255.JPGがあの時の、流行の言葉でさ、意味不明に、しばらく、お互い英語で話して、受付キャストのAzukoを困惑させる(^o^)
    
ユニット(歯の治療の時に座るイスのことね) からは 、気持ちのいいフラワーが整列している。バイオレットの感性が、P1040253.JPG窓に映えるでしょー(^^)

外からみると、こんな感じだよ。 

実はこの花の世話人はオイラのオヤジなんだ。 治療中に、オヤジが花に水をやっているのが、見えるワケね・・。 
 すると、クライアントから「庭師まで、雇っているんですか?」なんて いわれちゃったりしてさ・・・  
ちゃうちゃう、オヤジだよ。  
秋田の金足農業高校卒なので、植物に水をあげるのが生き甲斐なんだ。   P1040260.JPGとっても助かっているよ。 
オイラといったら、サボテンですら、育てらんないもんね。    

でもね、こうみえても、小学校の頃は
「たったひとりの生物(いきもの)係」で6年2組の水槽生物を、オイラひとりでめんどう見てたんだ。
水槽生物っていうのは・・カメとか、ザリガニとか・・そんなやつらね・・。
  あのときは、つらかった・・。 もし、一匹でも死なせたら,オイP1040257.jpgラは クラス中のみんなから 責められたろうから・・・・
  
そんな、「たったひとりの生物係の一番の思い出はカイコだったよ」  だってさー あれ、毛虫だよ・・オイラからすれば・・・それでもカイコが口から糸を吐き出して繭(まゆ)を作っていく姿はおもしろかったねー
 はじめは「うーーーけむしかよーー」なんて目を背けていたんだけれど、繭を作り始める頃にはモスラちゃんなんて呼んでたもんねー。
 
「昆虫記」のファーブルが10巻に及ぶ、その普及の名作を書き始めたのは56才からだった。
 今でも、虫はだいっきらいだけれど、オイラも、56才くらいになったら、虫嫌い治るのかナー
P1040059.JPGなーんて・・・・どうでもいいか・・ 
 
で、で、だよなんでこんな話をするのかと言うとね、オイラのクルマがまさに、この日モスラの繭になっていたんだ。  
  どうやら隣の家でペンキの外壁のペンキの塗り替えだかなんだかをやっている様子で、業者のヒトがプロテクトの意味でモスラカバーをかけて オイラをビックリさせる作戦だったみたいなんだね。 
   実際、何かと思ったよ・・・(T_T)
  
このモスラがオイラには、妙にウケて(^^)、
クリニックのキャスト達に教えまくったら、
「よくありますよーあーP1040057.JPGゆーの」なんて、つれない最悪の返事、ふーーんだ。

まあいいや、「ワーストはネクストのマザー」(長島茂雄)という、ありがたい言葉もあるしね。
 
それに、 オイラのとっては、ときおり、「勉強すれば偉くなる」とか「訓練すれば上達する」ということよりも、「いくら努力しても、結果のでないヒトもいる」ということの方が、遥かに勇気を与えてくれる。
 
イチローだって、打てない日もあるし、マー君だって,ダルP1040266.JPGビッシュだって打たれる時はコテンパンに打たれる。  

  疲れたら休めばいい、彼らはそう遠くへは行っていないはずだ。・・・・・・
この場合「彼」とは、ライバルのコトでも、自分自身の影でも、時代という波でも、すべて当てはまるでしょう・・・
  
人はみな、なんであれ競争相手の影に怯える。
ここで自分が休憩をとれば、相手に先を越される。
恐怖心に追い立てられて無理をし、結局は「短い休憩」を惜しんだがためにのちのち「長い療養」に泣く。   

自分が疲れている時は、周りの事象も疲労・疲弊の限界に来ていることが多い。
P1040061.JPG
すこしばかり休んだところで
、だれだって、そうそう遠くには行けないさ・・・

  
久々に、Shinちゃんと、留学時代(17才の頃)の話を当時のノリでやってさ、なんだか、
ストーーンと青空に抜けたよ・・
  
  

「ちょっとした風景」へのコメント

昔の友に会うと 不思議とその時の世界がお互いの間に、色んな情景が彷彿とよみがえる 
これは 実体験した人にしか与えられない 至福の光景か?
、「ワーストはネクストのマザー」(長島茂雄)この解かりにくい長島言葉 普通の日本語で言えばいいのに 『悪い時の 次に絶好調な時が 必ずやってくる とでも言う事かな』
兎に角 自分が壁にぶち当たっている時には 相手も同じ
 と考える この考えが出来なくて 焦り 
体と心の休みの時間を取らないで 自分だけが崩れて行く人が多い。
師匠には いいタイミングで 昔仲間と話が出来 心が 青空に 最良の一時を 過ごせたのでは無いだろうか?
オイラ師匠のお父様から 秋田の金足農業高校の話 写真を見せて話して貰ったよ 甲子園にも出たし 農業高校なので 広い農園があり 当時は、化学肥料なんて無かったから 毎朝生徒は 我先にと農家を回り 肥料を担いで 授業前に 作業完了
少し 起きるのが遅いと その日の自分の畑にまく肥料が手に入らない話も
そういえば 毎年師匠に自作メロンを届けてくれる 通学時間をかけて農業高校に進学した女の子を思いだした
いい話は 一杯 あるものだ 秋から冬に向かう時期だが 春のような 夏の空のような いい気分になれたよ! 有難う!!

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2014年11月1日

         

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