砂の器・砂の女・砂の彫刻

砂の器・砂の女・砂の彫刻

P1030507.JPG「砂の器」ー松本清張だと思ったでしょー!
 砂の女・・これはオイラが日本一尊敬する作家・安部公房だなーーーじゃあ「砂の彫刻」はなーんだ??  
 これは本日オイラが見てきた妙な展示物でしたー      

みなとみらいの とあるホテルで、所属インプラント学会の役員会があったんだ。 なんせオイラと来たら、役員会とか理事会とか ぜーんぜん興味ないでしょう!  
こりゃー退屈なワケよ・・・ 歯科医師会の理事会は公益法人なので義務だと割り切ってギャンバッテやっているけれどさ、 

こっちは全くの民間団体だ。
P1030455.JPG なんの縛りもないので、キリの良いところで出てきちゃったー   
そうしたら、B先生から「このあとのきどせんせーの行動はブログチェックで確認しましょー」だなんて言葉を浴びせられたゼイ・・・

まあいいや、じゃあ報告するよ(^_^)v
自分に嫌われないために、人から嫌われるのはOKなんだー

 P1030479.JPG会場からちょっと歩いたら、目に飛び込んできたのがこれ「砂の彫刻展」ってわけなんだ。
要は札幌雪祭りの砂バージョンか! って思って入ってみたよ。 

砂で創ってまた砂に戻すわけでしょう・・

これって なかなか優れたビジネスモデルなんじゃあないのかって、ふと電光が走ったんだ。   雪は始末に困るみたいだけれど、砂の彫刻P1030481.JPGならエンドレスに資源が有効活用できるし、いくらでも新しく作品を想像できる。 作品の貯蔵庫もイラナイ・・・
完璧なビジネスモデルにオイラには映ったんだ。

 入ってみたら結構盛況なんだよね!   おまけに砂の彫刻スクールとか彫刻コンテストなんていうのも開催されて居て、ますます企画者の嗅覚に感心しちゃったよ。   
P1030491.JPG 
作品自体も精巧精緻で、「ホンマにこれ、砂かいなー」って、まー思ったよ。 
しかーし心に刺さるものはゼロだった。 まったく何も感じ無い。  だから俯瞰してビジネスライクに見れたんだろうけれどね。 
  
でも、砂って嫌いじゃあないな・・・ここにある砂は1,000トン以上で、鳥取砂丘から直送したものだそうだ。それを砂像彫刻家達が彫り上げた物・・と紹介されている。 
   砂像彫刻家って・・しかし,色々な職業があるもんなんだなー。
P1030492.JPG 
世の中知らないことだらけだ。  
 砂はどんなに形を変えようと、ずっと昔から存在していたし、これからも永久に存在し続ける神秘性がある。 

 その点人間はどーだ!  百年前オイラはここにはいなかった。 百年後オイラはここにはいない。
あたりまえなところのようでいて、この地上はきっと思いがけない場所だってことなんじゃあないのかな。
  
オイラに永続性はない。 死んでも魂は残るっていうけれど、それは生きているうちには分からないしね。
P1030449.JPG  極楽浄土を信じて現世界をないがしろにするのは オイラのやり方じゃあないし・・・・
  
群生している木はちょっとした自然災害で崩れていく・・・
孤独な木は仮に育つとすれば丈夫に育つ

でも、人間として弱いところがなかったら、人生は分からないでしょー
 
オイラも哲学者でも神父さんでもないから、
人はどう生きるべきか・・・なんて 分かるわけがないんだけれどさ・・
  P1030514.JPG
通知表は0じゃあなければいいんちゃうの・・・

1とか2とか足していけば、お望みの5になるでしょう。
人生は総合力・・・この総合力が決定力だ・・
 
水に濡れないで泳ぎたい・・ってそういうのは駄目だよね。
 

    

「砂の器・砂の女・砂の彫刻」へのコメント

師匠は いろんな人から ブログで監視 観察される 注目の人
人生の区切りでの通知表が ゼロでなければ 各区切りでの評価を
最後に集計したら 5(最高点)に成るという考えに大賛成。
オイラ 今日あるところで 面白い事を勉強してきた
それは、高齢に成ると 別の世界に分類され 区別されるという事
生まれて 人間は色んな知識や知恵を身につけ 賢くなっていくが
高齢に成ると 脳に蓄積した知識が バラバラになり 系統立たなくなる それを『痴呆 認知症』と呼び 現代社会は 別グループに区分けし 遠ざける
そんな時 今日のブログの師匠の言葉
『自分に嫌われない、人から嫌われるのはOK』
そんな自分でありたい。 
そう成れれば 終末期も 桃源郷…..

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2014年9月26日

         

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