一日東大生

一日東大生

P1010164.JPGきょうは水曜日だったんだけれど、休診にしちゃって、
一日中東京大学に身を置かせて貰ったよ。
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 娘にちょっとした社会適応のモンダイおこっていてさ、
やられることはやったんだけれど、どうしても家族だけではハシゴが掛けられない状況になったんだ。

それならこの道の日本に於ける最高の機関はどこなのか? と調べたところ、東大大P1010175.JPG学院臨床心理学科・教育心理学科と言うところに、行きついたというわけなんだ。 
いつもはただのオイラだけれど、ここは最後の砦の
パパヤンとして、ヒントでもつかみに行かなくてはならない。
これはオイラにしかできないことだった。

詳しくは、あまりにもプライベートなことなので質問しないんで欲しいンだけれど、現段階でのオイラのプライオリティのトップになっとこの事項のために診療を休んだことはみんなに申し訳なく思っているよ。m(_ _)m
帰ってきたら留守電の貯蔵庫みたいになってたー<(_ _)>
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結果的に二人の教授と一人の院生と話すことができた。 
また後の方の席で講義ににも参加できた。
すべてが 、思った以上に効果的にキタんだ。  
 臨床心理学の教授が、「いま東大では、タフ(不屈の精神を備えた)でグローバル(世界で通用する)な人材を求めている。 
でも我々P1010173.JPGはヒネているから、反対の人材が欲しい」 なんて言い出すんだ。
「こころの問題を研究するにはバルネラブルでセンセティブなひとでないとできない」って!。
バルネラブルは vulnerable=傷つきやすい  
 センセティブはsensetive=感受性の高い だよ。

 この事を講義の冒頭で聞いたオイラは、胸のツッカエがスーット取れていったようだった。 安堵した。
 
なんでイキナリ東大に潜りP1010212.jpg込めるのかと不思議に思う読者も居るだろうけど、この世の中の扉は、押せば開くようになっている。 
ひとつがダメでも、何処かは必ず開く。 
押さないから開かないと思っているだけだもの。  

夏の扉は開く・・・・    なんの才能ないオイラが生きていられるのは、
扉を押すことだけは躊躇しないと決めているからにすぎないもん。

P1010217.jpg  今回はまずメールでノックした。
扉はギイーーとゆっくり開いた。    
おっと↑ 安田講堂、現在修繕中! 

とにかくさ、とってもヨクしてもらって、銀杏並木の下で
オイラしょっぱかったよ、ちょっとね。いやだいぶか・・  
オイラが、かなりコンパクトに現状を相談すると、 ゆっくりとした声で
「わかりますよ」 と言ってくれて、どれだけ救われたことか。
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 昼は、学食に入ったよ。 いくつかあるうちの、一番歴史のあるのに入った、 
これ並木定食 500円ぴったり。    
 見た目より美味しかったよ。  

それにしても一日中本郷にいると、エネルギーゼロになるよ。みんな真剣にやっているもの。 オイラはかなり多くの大学を巡っているけど、さすがは最高学府だよ。姿勢が違う。
自分達が、この分野を引っ張っていくんだという使命感の意P1010153.JPG識が光っているもの。
打たれた。 

あーーー合コンに明け暮れていたオイラの歯科大時代がなんか、もう、申し訳なさ過ぎる・・・・
K大時代も、おだてられて演劇部に入部寸前だったしなー  

ひきかえ、ここはまさに「学究の徒」のシンクタンクだ。  午後の講義は予定よりひとこま多くしてもらった。
 院生に話しかけると、「社会人の人の方が言葉が生きているので貴重です」と言われる。 能ある鷹は謙虚なんだね。 
なんだか、どんな言葉でも嬉しくってさ、
ありがたかったんだ。   大学を出たのは5時過ぎだったと思う。 よく覚えてないや。 

帰りに東京駅でちょっと寄り道、
駅地下にあるTVキャラP1010210.JPGクターグッズ売り場で、娘の好きな「
進撃の巨人」リヴァイのフィギアを買った。  
 ワンピースも好きなんだけれど、キャラクターが多すぎてわからないんだよな(^^;)    

  帰りの電車は帰宅ラッシュに重なりぎゅうぎゅう。  オイラは一生懸命に、今日貰った宝石のようなヒントを反芻して消化していた。 
東京大学にはまた戻る日がこなければ、ならないと感じていた。
「オイラの人生設計のあの予定を、リニアモーターカー的に加速させるしかないか・・・」
あーーーー  思考の渦に飲み込まれそうだ。 落ち着け!何が一番大切なんだ・・・
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 帰宅して、娘に、「おみやげあるぞー!」 と渡す。
娘はとてもか細い声で
「あ、これ・・ありがと・・・・・」と言って、
震える口を小さい手で覆った。十分だよ・・・

遠く遠く果てしない続く道の上から
         強い思い あの光までキット届け

「一日東大生」へのコメント

具体的な 内容は 師匠の家庭内の事 触れる権利なし。
何処の家庭でも大なり小なり 経験している事かと。
師匠が 真正面から 真剣に受け『これは。オイラにしかできないこと』と判断し あらゆるところに 助けを求められたのでしょう
この世の中の扉は、押せば開くようになっている。 
ひとつがダメでも、何処かは必ず開く。 
押さないから開かないと思っているだけだもの。
この信念。
扉を押すことだけは躊躇しない 師匠が 勝利 一歩道は開けた。
最高学府の 最高の先生 院生との面接 講義を聴くチャンスを手に入れ 皆からは、とってもヨクしてもらって、
『銀杏並木の下で オイラしょっぱかったよ、ちょっとね。いやだいぶか・・』 此れ 本音でしょう。
娘さんの好きな「進撃の巨人」リヴァイのフィギアを見つけ
何の衒いも 気にせず 買いに入った 瞬間の師匠は 優しい父親以外の何ものでもない。
ハイ お土産といって師匠が渡されたリヴァイのフィギアを 貰った 娘さんは きっと師匠との間の 太い絆を感じ感謝と信頼を感じたと想像しています。
非常にデリケートな 問題を 休診というクライアントに迷惑をかけたという心からの 歯科医の良心を感じました。
必ず 明るい太陽が まぶしいくらいに さす日が 来ると オイラ信じています。
師匠も言われているように 『現段階でのオイラのプライオリティのトップ』の項目として 取り扱ってください。
物凄くデリケートな 問題ですから……
子供は 親の背中を見 行動を見 育ち 感謝しているものです
応援しています。

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2014年6月5日

         

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