トシちゃん

トシちゃん

yjimage-3.jpegなまぬるい優しさを求め、変貌を続ける街の中で、
人は生きている。人から与えられた欲望を真だと信じそれを追い求めることが安寧だと・・・。
浅いプールでじゃれるような虚偽の歓喜、公園の噴水に足を突っ込む愉絶・・・
 
  都知事選の候補の決定打の枯渇、家出少女の全国手配、逃亡犯の喧噪、JR北海道の元社長自害、あっちやこっちのニュースにオイラは銷魂(しょうこん)さ。 
好みではない出来事はオイラの中yjimage-7.jpegに入れたくないのだけれど、ネットを開くとどうしても飛び込んでくる。
 Amazonで本やモノを一度頼むと、その傾向から「こんな本はいかがでしょう?」とかって来るでしょう。 あんな感じで、こんなニュースはいかがでしょう?って来ないかな。それ以外のどうでもいいニュースは一切届かないシステムでいいんだけどな。yjimage-2.jpeg
テンション落ちるだけだもの。
 
新聞読んでても、先に紹介した「私の履歴書」以外は、「ふーん、あっそー」って言う、程度でグッと惹き付けるものがないね。履歴書の現執筆者のミスターオザワ・セイジは相変わらず逆境続きでなんとも味がある人生だよ。昨日病み上がりで、高校生のブラスバンド部を指導しているニュースが流れたけれど、あれはいいね。
 学生が声をワナワナさせて「せかいてきなひとに 指導してもらえる機会なんてまずないので、感激しました」なんて言ってたよ。
オイラも掛け持ちで高校生の時ブラバンやっていたので気持ちわかるよ。(クラリネットだった) 
 雨で濡れた翼をはためかせ、生まれて死ぬまでのノルマから飛び出して行くにはこんなオザワ・スタイルがいいかな。オイラの胸の砂地に浸み込んでくる。

 P1120721.JPGこの写真のツーショトの相手はトシちゃんだ。 年に1回新年会としてだけ逢って紹興酒を飲むんだ。
いとこのキョウコの旦那さんなんだ。 キョウコはオイラと同じ山手学院出身なのでとても気が合う。

その旦那さんのトシちゃんが実にいい男なんだよな。 キョウコと結婚してまだ4年くらいかな。もう可愛い女の子2人の父親でもある。次女が生まれたのを機に3ヶ月前に独立したペンキ屋さんだ。
トシちゃんとは最初から気が合ったよ。
年齢はオイラと10才くらい違うんだけれど、実に素直で時代感覚に溢れている。

聞き上手的なクレバーさがあって親戚中の人気者だよ。全員が「キョウコはいい結婚したなー」って応援されているもの。  話していても、ホンワカした感じでオイラの様な進撃にプライオリティを置くエートスには学ぶべきところが多いよ。 
ずっとサッカーをやってきたので体育会系っぽいとyjimage-1.jpegころもあるけれど、女性的な柔らかさも持っているんだよな。一歩引いて物事をみるという感性が光るんだ。

年に1回だけれども、紹興酒で乾杯しながら、毎回ノドを鳴らす子猫になっているよ。 あっという間に酔っ払っちゃうね!
また来年が楽しみだ!  
 この日も 「素直」であることが未来の階段への最高のキップなんだと確信したよ。
年齢とともに、経験を積み、ちょっと偉くなったような錯覚に沈む。デタラメなダイヤルを廻しているだけのときも多いんだって気づいていかないといけないんimg_1255916_36683196_0.jpegだ。
 生きるってコトは、樹も水も火も小石もカモメもメダカもみんな同じなんだ。
 
ファンキーモンキーベイビーズというグループが半年くらい前に解散した。3人グループなんだけれどそのうちのひとり DJケミカルと言われる。彼は何もしない。楽器も演奏しないしDJもやらない。曲も作らず、コンサートでは何となく手拍子しているだけだった。ルックスも他の二人と比べて圧倒的に劣る。

しかしそのDJケミカルが抜けるコトになり、バンドは存続出来なく成った。他の二人の繋ぎ役だったケミカルが抜けてはグループはyjimage-10.jpeg存続デキナイと言うことだった。 こういった例は身近でもあるんだ。

意外な人がキーパーソンであったりする。
 前にでるモノだけが世界を動かすわけではないんだ。
 
未来からの無邪気なメッセージを受け取るには
 「素直な気持ち」をずーーとタイセツにしていかないと・・

そんな風(ふう)に風(かぜ)が囁く、千鳥足の帰り道だった。

「トシちゃん」へのコメント

最近は本当にどうでも良い情報が氾濫しており 耳をふさいでいても 
こじ開けて入り込んでくる感じである キラッと光る自分に必要な情報を見つけるのが 大変な時代になった気がしていたら 今回の師匠のブログ。
どうでもいいニュースは一切届かないシステムは 出来ない事はないだろうが
 言葉が乱れすぎて 機械的には中々困難なのだろう
いまや日本には 正常な言語(誰もが同じ意味をイメージ出来る)は
 望んではいけないのだろうか?
共通の次元に立てる 表現言語は 何時の時代から消えたのか?
聞き上手な教育 訓練を身に付けた子供から老人が 少数派になってしまったからかもしれない。
 相手の話す事を 一歩引いて聞く 
目の前に起こっている事を 冷静に判断するという 感性が無くなり
 『すべて攻撃的に視る』 
やさしさの欠如が 今の世の中を 支配している 
そのような気がする。
育つのを 待てないのか 少しばかりの欠点に 目くじらを立て 
その人が持つているであろうよりすばらしい才能の芽を
踏み潰す 快感を享受している マスコミ 政治家に辟易する
「素直」であることが未来の階段を登る最高のキップであり
 前にでるモノだけに世界がついて行くわけではない。
未来からのメッセージは屁理屈一杯の理詰めのもだけではないだろう
未来からの 大切な メッセージ(指針)を 受け留めるには
 「素直な気持ち」をず・・・と大切にしないとならないと思う・・
此れは、真実だと オイラは 思う。 同感!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2014年1月19日

         

PAGE TOP