冬休みスタート

冬休みスタート

yjimage-1.jpeg冬休みに入った。1月5日までの1週間だ。クリニックの打ち上げを新宿のバイキングでやったため、なんだか、まだ、お腹がいっぱいの気がするよ(>_<) 
みんな5回も6回もおかわりに行くんだもんな、オイラも競ってたら、奈良の大仏のようになってしまった。
キャスト達をみたら、彼女たちも鎌倉の大仏だの兵庫の仏像だのになっていたよ(^o^) 来年からは大仏歯科とでも名称換えしなきゃだな。 
 
これは毎年のことなんだけれど、冬休みはミステリーを一冊読yjimage-3.jpegむ。今回も昨夜から今朝にかけて読み切ったよ。
島田荘司の占星術を主題とした、ミステリーファンなら、まず知らない人はいないやつね。星が関係しているので読む気になったというわけだよ。
謎解きがメインの本格推理ノベルで、今回も犯人を当てられなかった。あんなの現実ではありえーん。ふー去年も外したんだ。去年なんて、「犯人はこの本を読んでいるあなたです」だもんな、あんなのありかよー! まあこういう、「なんだよそれ!」と言う感覚が年に1回味わいたくて読んでいるんだろうけどね。

 W大の200冊ランニングマラソンの中でミステリーは二冊入っていたよ。
いずれも松本image-1.jpeg清張だったけれどね。今の邦人ミステリー作家で、面白いと思うのは東野圭吾だけだな。トリックだけだとパズルみたいであとに残らないんだよな。東野圭吾は電気工学科出身なので科学的思考や客観的な表現が冴えている。「事実」を的確に表現するクールな文章・文体がなかなか気持ちいいんだ。
 
まあ、類いまれな文章力だとなんど読んでもアタマをカチワラレルのが川端康成だよ。最も有名なあの出だし文。 
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。」   の「夜の底が白くなった」の部分。天才だ! 
 オイラだったら、 『もう夜に入っていたのでyjimage-4.jpeg景色は闇に飲まれていたが、地面のあたりには雪が積もっており、駅の侘びしい灯火を浴びてそれが白く浮かび上がって見えた」
などとクドクド説明して満足していたに違いないんだ。それを川端康成はたった10文字ですべてを言い表してしまうもの。
世界中から「ムダを削ぎ落とした希有の名文」と言われる所以だ。

雪国は窓に映る若い女の顔に流れていく窓外の景色が二重写しになって、幻想の世界を生み出していく。中学生の夏にこの作品を読んだときは、生意気にも、「作家はギョロ目で変な感じだけれどこれは芸術の域だ」と感じ、この文豪にひれ伏したものだった。
今回の島田荘司のミステリーで学んだことは占星術では各星座に守護星という惑星がからんでいるということ。オイラは天秤座だから金星なんだ。image-2.jpeg金星は望遠鏡で確認できるのでこれからは感謝の気持ちと一緒に眺めるとしよう。

 他はね、牡羊座=火星 牡牛座=金星 双子座=水星 蟹座=月 獅子座=太陽 乙女座=水星 蠍座=冥王星 射手座=木星 山羊座=土星 水瓶座=天王星 魚座=海王星 ってとこらしいよ。 占いには興味はないけれどまあ、これくらいは知っておいてもいいかな。   
さて、今日中にimage.jpeg今年の事務関係の仕事を終わらせて、来年に向けてエンジンをかけていかなくては・・。
また来年ね、ことしもみんなどうもありがとうです。 
さーて、今からリッツのに行ってくるよ。ほんじゃあまたね(*^_^*)
 
ん!今、F1のシューマッハのスキー事故のニュースが入ってきた。意識不明だって・・・・
がんばってくれ! セナの次ぎにオイラが支持しているレーサーだ。
 人生一寸先は本当にわからないものなんだ。 よくもわるくもこの地球上に絶対はない!!! 

シューマッハの 
yjimage.jpeg『冷静さを保ち、精神を集中して、興奮しすぎないよう、そして疲れないよう』
という言葉をオイラはとても深みのある言葉だと胸に鋭利に刻み込んでいる。・・・・・シューマッハ、疾風!

「冬休みスタート」へのコメント

2013年の城戸クリニックの大納会の報告面白く拝読させていただきました。
グループの仲間が皆元気で何よりです。大仏のようにポッコリ膨らんだ胴回りは これからの暮れの忙しさで きっと元通りに皆さんスリムになられるでしょう そうでなければ 治療に差し支えますから よろしく!
師匠の感性は、矢張り文系のようですね。
文豪 川端康成を 中学のころから 一文節(有名な箇所ですが)を 正しく評価しているなんて 凄い才能 驚嘆いたしました。
シューマッハのスキーでの事故報道には 驚き! 瞬間の判断に生きている最高の人でも こんなことが あるんですね 危機的状況との 報道 心配です。
リッツの後片付けも 大変ですね。
オイラにとって 城戸クリニックの皆さんから今年受けた 
歯の治療はもとより 全てのキャスターの人たちからの暖かい心遣いは
 医院が 心の癒し処として 大きな位置を占めています。
来年も よろしく 御願いいたします。
 
師匠をはじめ 皆様が良いお年を迎えられますように。

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2013年12月30日

         

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