果てしなーい物語

果てしなーい物語

 P1100333.jpgこれでは、もう十分に、ネバー・エンディング・ストーの主人公だよ! K大の卒論が、終わらない・・。
もう10回以上は軽く書き直している。
数えてないけれど、たぶん15回ぐらいだ。木曜は毎週、K大通いさ! これじゃあ別荘だな・・。 まあ、こっちは、雨、たいしたことなくてGOOD,
あー、診療が終わって、毎日2時まで、卒論していても、追いつかない!
もうこれしかしてない。運動もしてない。こもりっきり。
 一通りは、正月の時点で、かき上げているんだけどね、全くパスできない!  卒論試験の許可が出ないってわけよん。 
当然、今日も三田まで、行ってきたよ。
  果てしない、果てしない、あー 終わりが見えない物語だよ。 
経済の論文だから、数式やグラフばかりでさ、数学オンチの
オイラには、結構、P1100342.jpg大変。   アジャパー!  
 「これでは、誰かの研究をなぞったようなもの、新鮮味、個性がない」と、酷評されちゃったんだ。。ノーベル経済学賞の学者じゃあないいんだから、オイラに、「市場原理の新発見を求める方が、ひどい」って思うンだけどナー! しかし、こっちは教わる身、弱い弱い。
「次回は、必ず先行研究と違う形を・・。」と確約させられて・・
あーあー困ったー。
   「君は優秀ではない」と言われるのには、ヘッチャラなんだけどね!
 「君の論文には個性がない」と言われては、黙っていられないぜ! 
最大の屈辱。   そこでオイラは、閃いたんだ!
無味乾燥の論文に、文学性を注入しようってね!  
 例えば、「AからBへ数値P1100353.JPGが20%減少したことが確認できた。これよりこの証明に入る」ってところは、
「5才の時に初めて乗ったエレベーターの気分だ。すーっと、堕ちていく感覚は、Aの血の気を2割どっかにやってしまった。そして、そこには青ざめたBが、ただずんでいた」「こんなことが、あって良いのだろうか?     否! 私の疑問はここから歩き出した」  ・・・・
こんP1100331.JPGな感じの文体で、全体の10%くらい(だいぶ抑えたつもり^^)を手直して、
教授に見てもらった。
雷が落ちるかと覚悟もしていたんだ・・・。
経済の論文はドライに淡々と数値の分析が基本だからね。  そんなことは、わかっているんだ。
 ただ、「個性がない」とまで言われれば、オP1100343.JPGイラだって、伝家の宝刀を抜くしかない! 
先日、世界遺産アカデミーの方からコラムの依頼があって、「いいすよー!」ってことで、
すぐ原稿を返信したらさ。 
「面白いです。城戸さんはプロの文筆業の方ですか?」
なんて、 めちゃくちゃ くすぐってくれたんだ(^o^) 。
  ちょうど、そんなことがあったんで、調子に乗っちゃったわけだよ−!  
正直なところは、どうせまた、書き直しなら、ちょっとは オイラのお茶目な一面も見てくれーわけなんだ。
だいぶ、仲良くなったし、イッチャえー大丈夫だろーって。 
さーーと論文に目を通したF教授は、
「まあ読み物としては、P1100344.JPGいいんだろうね!」ってひと言。
おーーーー!認められたかーー!     よーしキタキタキタ!     
と、次の瞬間、「これは、余計な事、書きすぎ、文学部の論文ではないのだから、もっとスリムに核心を追求する論文に仕上げて下さい」・・と。
結局は、やり直し。 トホホ・・・。    
 でも、F教授、なんかニコニコしていたぞ・・。
なんか笑ってたしな(^_-)
 余計な、文学的文体は、序論のところならイイっていってくれた。  
オイラの推測では、教授自身、味気ない、薄口の論文をミルのに飽きが来ているとみた。  なんか、やり直しだけど、スガスガシイじゃP1100355.JPGん、この気分。    
K大東門の真隣に、「春日神社」があるんだ。 行ったことなかったんだけれど、今日は行ってみた。
50円で、「卒論通過願い」をしてきたよ。 
 帰りに、もういくらここに寄付?したかわからないよP1100359.JPGく行った、
麻布ラーメンへ。  仲間達と、ビールのみながら議論ちっくなこともしたなー。なんか郷愁。
「山食」はK大の学食。ここも行きつけね(^_^;)

さあ、今夜もこれから、卒論タイムだ!  あー果てしないナーほんとに、いつトンネルを抜けるのかな。
 どの時代にも、それぞれ課題があり、それを解くことによって
人類は進歩してきた
P1100339.JPG

 今、オイラは課題を突きつけられている。 
これを解かねなきゃ前には行けない。
トンネルを抜けるのは、オイラだ。
誰も、明るいところまで、連れて行ってくれはしない。
「個」の力で 必ず抜けてやる!

「果てしなーい物語」へのコメント

多分 誰もが突き当たる壁ではないか? 
教授も回答を握っているなら ヒントのような物が暗示されるかもしれないが 
きっと、師匠の卒論の中で 光明を見つけようとしておられるのかもしれないなんて オイラは、考えてしまうね。 
誰でもが 書く理論は期待されていないのではないか? 
今の試練が 未来に今と違った思考を芽生えさせる 種を教授が師匠に期待し 背後からサポートをしておられるのではないだろうか? 
前向きに 思考し ちょっと時間軸を忘れ 沸騰した 頭を冷やしたら 
とんでもない 考察が浮かぶのでは。
師匠の頭の中には もう十分 論文に使える資料や表現するレールは 敷設されているのでは。 緊張を解き 相手より1cm 先を歩めばーーー。
トンネルを抜けるのは 師匠自身の力でしかない 神頼みは ご愛嬌。 
余裕があるジャン!!!
オイラもつらかった 昔を思い出したね。 昔は手書きしかなく コピーも今のような物は無い。 書きなおしを指摘されたページと 思って シュレッドしてしまった ページは 必要なページ 書き直さなければならない ページは手元にーー。
トホホーーー。頭の中は真っ白。 ふてくされて 寝て 目が覚めたら 不思議な事に思い出し 続きもこう変えたらなんていう事を経験した。  
親友O先生も壁と対峙しターニングポイントと覚悟し前進再開 
師匠 頑張りましょう 世の中にはモット難問があり 既に乗り越えてきた経験を 思い出してください。 
師匠の問題ですから 誰も手助けできません。 
でも、応援はしています。大勢の師匠に期待している人達がーーー。

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2013年6月13日

         

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