OK牧場　IN　葉山

「明日から、2泊で葉山のホテルにいるんだけど、OKできる？」とのメールが来た！
OKとは、もちろん現在、国連総会を凌ぐ、
序列1位の会合・OK牧場の会のことだ。　
　いつもは東京・丸ビルでやっているんだけど、今回は
「IN　葉山」だ。　　もちろん、『じゃあ、明日の夜で！』・・と！　

ツカちゃんが、首の負傷の療養ということで、急に思いついて海岸線沿いの葉山音羽の森ホテルを予約した。
地元のオイラは、このホテルのことはよく知っている。療養するには最高のところだ。
　まさに、志賀直哉の「城の崎にて」を彷彿させる。　
といわけで、水曜日、診療を終えるやいなや　as soon as で、逗子駅へ。そこから雨の中をタクシーで15分。
『おー元気そうジャン(^_^;)』　「おー、きーちゃん飯食いに行こうゼー」ってんで、即、ホテル内にあるレストランへ。　平日なのに混んでる。
素敵なレストランで、カップルばっかりだ！　　ウエイトレスのお姉さんに『いやー今日は同窓会でねー』なんて余計な事を口走っちゃったりして・・。
まあ、とにかく乾杯だ！

ツカちゃんの首のアクシデントはオイラにも大きな影響を与えた。オイラ自身、多くのことを見つめ直すキッカケになった。　彼の、事に動ぜず、「それならそれで、こう動く」という姿勢には敬歎（きょうたん）した。
実際、よくよく話を聞いてみると、堕ちる時もあったという。正直そうだと思う。オイラ達はスーパーマンではない。生身の人間なんだもの。
　しかし、再び立つ。自分の脚で・・。立たせてもらうのではない。自力で立つ。
　永ちゃんは言う「倒れてもいいよ、でも、いつまで寝てるんだ、三日間はいいとして、四日目には立て！」　　　　

さーて、葉山といったら、オイラのテリトリーだ。少しは、知ったようなことを講釈しないと、かカッコつかないぜ！　　『知ってルー？　このホテル、マイケルが泊まったことが、あるんだぜー、このレストランで食事をしたんだ。』　「ホント??　マイケル・ジャクソン？　　ここに・・」　　　というわけで、先ほどのウエートレスさんを呼んでさ、　『ですよねｰ！』と彼女に誇らしげに同意を求めるオイラ。　

「1987年の秋に、偶然にぶらりとやってきたんです。」「ちょうどあの、窓際の席に座ってらした、とのことです」　　どうやら食事は専属料理人がいて、その人がレストランの厨房で葉山の食材でつくったらしいんだ。ベジタリアンだしね。　　
　それにしても肉を食べないと、力がでないってTRFが言っていたけれけど、とんだ勘違いだ・・。マイケルくらい動けるアーティストって他にいないもの。　
オイラも泊まることになったので、もう突貫だ！　話は尽きない。となりのホテル専属バーに移動。　おきまりのニューヨークカクテルで、二度目の乾杯！　外は雨。時々、雨音が、クラッシックの調べ♪のように耳に入ってくる。　ショパンのノクターンか、そんな色模様。【生きていることと、死んでしまっていること、それは両極ではなかった】一瞬、
この「城の崎にて」の一節に頭が支配される。

バーでは、確か「個」の力の話で盛り上がった。　写真の本田圭佑のグッズはクライアントのサッカーキチガイのSさんから、オイラ達に贈られたものだ。「僕もAB型なんでAB連合に入れてくれ−」って申し出があり、OKしたら、お礼にって、これをくれたんだ！　圭佑の信条が「個」の力だ。　飲むだけのんで、バタンキューさ！　
　
朝、雨はまだ降り続いている。　部屋のベランダに出ると潮風が懐かしい。海は生命の母だ。全ては海から始まった。　海を感じるだけで、心がすがすがしく洗われる。　
朝食は、ウエイトレスさんの粋なはからいで、マイケルの席に案内された。なんかさー！　気持ちが華やぐぜ。
マイケルの見た風景か・・。
10時までにK大に行くので、朝食のコーヒーをグイッと飲み干し葉山を後にした。
タクシーの中で
、コーヒーん香りが飛んだ。
OK牧場　IN　葉山・・・
今年,上半期の企画賞受賞だ(*^_^*)

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カテゴリー：院長ブログ  投稿日：2013年6月22日