・・・大好き少年

クワガタ大好き少年、切手大好き少年、ガンダム大好き少年、
こんな感じで、なんとか〜大好き少年って数多くいるよね！　
「〜大好き少年」　うーんとてもイイ響きだ！　もう一度言っちゃおう！　「〜大好き少年！！」
　　うーん最高だね！　　この大好き少年がそのまま大人になっちゃうパターンは極めて少ないけど、とってもいいよな！　
一番有名なのは、魚大好き少年だった、「さかなくん」だね！　今日は、先日TVでやってた
「ひょっこりひょうたん島大好き少年」の話ね！　
観てないみんなの方が多いだろうから、是非とも、ここで知っておいて欲しいんだ。　
　ひょうこりひょうたん島は、1960年代半ばにNHKで5年間（1224回）放映された一回15分の人形劇なんだよ。　おいらも、うっすらと覚えているよ。　　最高視聴率が37.5％だったって言うから、かなりの人気だったんだね！　
　ストーリーは大海原をさまよう「ひょうたん島」を舞台に、そこに住みついた5人の子供と、5人の大人たちが繰り広げる夢と冒険の物語なんだ。
NHKには、再放送を求めるする声が、いつまで経っても途切れなかった。　しかし当時はビデオテープは高価で、放送を終えると、新たな番組を重ね取りしていたんだってさ。　よって映像は残っていなくて、
かくて「ひょっこりひょうたん島」は二度と見ることが出来ない幻の名作になったんだよ。
 それでね放送終了から22年後の1991年に、リメイクを作ろうってなたんだ。　ところが、台本も一部しかないしVTRもなし、ストーリーもわからず・・登場したキャラクターすらわからない壊滅的状態だったんだ。
　　そんなとき制作スタッフの頭にある人物が浮かんだんだ。　
「彼なら、なにかヒントを持っているかも知れない。」　　彼とは当時、小５の超のつく「ひょっこりひょうたん島大好き少年の伊藤さとるくんだ。」
当時、NHKの広報にものったほどの大ファンだったんだ。
そして、スタッフは、大人になった、その大好き少年　を探し出すんだ。　
　
　なんと、さとる君は、当時、TVの前に張り付き、15分の放映時間中、
台詞、キャラクターの構図、美術セットや、カメラの動き、最後のスタッフロールまで完璧にスピード勝負で記録していたんだ。
そして毎回その後、2時間かけて清書する。これを5年間毎回続けて、100冊ものノートに記録したんだ。　　　　そしてその貴重なノート達は、大切に保管されていた。　　今みたいに、じゃあ録画・・ってわけにはいかない時代。　これ以上の宝物があるだろうか・・・・・
　　　当然、大きく成ったさとるくんにその宝物を見せられたNHKスタッフは、心底、驚愕したという。そしてとても感動した。
　おかげで、原盤に忠実にリメイク版をつくることができたんだ。
　　　
それでね、現在の　さとるくんは何をやっているのかというと、
「ひょっこりひょうたん島　ファンクラブ会長」なんだって・・　　
もうたまんない(^_^)v
コレが、ファンサイトのさとる君の　挨拶文だよ
　　
　　私たち「『ひょっこりひょうたん島』ファンクラブ」はこの日本児童文化史上の最高傑作を何としてでも掘り起こし、再放映・再制作を支え、その魅力を語り継いでゆくことと共に、「ひょうたん精神」の普及と啓蒙を通して、混迷のただ中にある世界を少しでも明るくしてゆこうと願っています。これから皆さんをひょうたん島にご案内いたします。準備はおすみですか。　　　　　伊藤悟
　
　小5のさとる君は、その後、開成中→開成高→東大　に進んだとのこと。　ひょっこりひょうたん島を、ノートに再現する集中力があれば、
　　　　　　　東大なんてなんなく入れるのもわかるよね！(^^)
　　　

久々に、なんだか気持ちのいい　話だったんで　紹介しちゃった！　
　　　　　　〜大好き少年・・うーーん　　やっぱり　すごく　イイ響きだ！！

「・・・大好き少年」へのコメント

カテゴリー：院長ブログ  投稿日：2011年11月17日