P1010650.JPGのサムネール画像「読書のすすめ」って言う、名前の本屋さんが 江戸川区にあるんだ。 清水克衛って変わり者が、 自分勝手に、選んだお薦め本だけを、自筆の紹介ポップつきで、売ってるんだよ。

 
自分が読んで、「これは!!」という本しか、売らない。 かなりの、偏屈ものだよ。採算度外視・・・それでいて
結構、人気があるから 面白いや!

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 でも、 オイラ的には、 「好きなんだよなー こういう姿勢^^」
  
てなわけで、行ってきた。  
  

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 見てるだけで、欲しい本だらけなんだけど、オイラも本のコレクターではないから一冊ダケ、買って来たよ。 
本名は 「ぶれない」著者は 平山郁夫画伯 だ。
 
   本題だけでも、ドキッとくるとこに、 清水さんのポップで、「自分の生き方に、まったく ぶれなく 突き進んでいる人には 読む必要の無い本」とかなんとか 書いてあるんだよなー。 
 “く??” 読まずにはいられないね! 
 それに、オイラさ前にも言ったと思うんだけどね、「音楽」「絵」 などの 芸術家に対して 特別の憧憬があるんだ。 
  

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さりげなく買った本だけど、オイラえらく気に入っちゃって、もう2回読んだよ。かなり久々の 愛読書入りする本に成ったよ。
 特に 柔らかい文体がいいんだよね。 それに、平山さんの実体験から来る言葉は 心に響くんだ。 本人自ら、やわらかな挿絵を入れてくれているのも、うれしいね。
 うなづけるところに、赤線なんて引いちゃってすっかりヒイキの本に成ったよ。 これから先も、何度も何度も読み返し、オイラの身体に溶け込んでくると思うよ。
 平山画伯は、日本画の画家だ。 西洋の良さもシッカリ受け止めながら日本人、アジア人である事に誇りをもち、ぶれない姿勢で、世界的な画家に成って行ったんだ。
  

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アジアの底力を、感じルヨ。
 オイラね、高校のときオーストラリアに一年留学してたんだ。 そのときの 母さんがアンって言うんだけど、イギリスのオックスフ?ド大出身の大学教授だったんだけど、いつも 口癖のように こう言ってたよ。
  「ピアノでも、バイオリンでも、忍耐を必要とするような ものは すべてアジアの人に欧米人はかなわない。 欧米より アジアに学ぶことが 私たちの未来を創る」って。
 交換留学だったから アンの子供のデイビットが 一年オイラの家にいたんだよ。 彼は今、オイラの妹の旦那さんで、オイラの弟ってわけね! 日本好きは 本気だったんだよ。
 これ以上の証明はないもの^^p
  

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  平山画伯は中学のとき故郷広島で被爆しているんだ。 ある時期その、後遺症で「もう長くは生きられない」という生命の危機感。「死ぬ前に自分が生きてきた証拠を残したい」という強烈な創作意欲に突き動かされて行った。

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  平山画伯に「休み」はない。 70代後半に成ったときも、1日9時間は仕事してたという。 旅に出ているとき以外は アトリエに一歩も入らないという日はない。
 生涯現役をの画伯には本当に頭が下がるよ。 
  もともと平山画伯は お酒が大好きだったんだ。かなり飲んだらしい。
 

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 でもね、1日24時間 すべては自分の為の時間』と悟り、お酒を55歳のときピタリとやめた。 
 酒を断つ一時の苦しさを取るか、目標達成を優先させるかの選択をしたんだね。  それ以来、どうしても断れない宴席には出ても、途中で「車が待ってるから』と言って失礼させてもらい、帰ってアトリエに入ることを続けた。
『時間は自分でつくるもの。早朝だろうと真夜中だろうと時間は時間です』という、画伯の言葉が こだまする。
  八ヶ岳に平山郁夫シルクロード美術館がある。是非 訪れてみたい場所だ。
  ぶれない人は 覚悟が違う。
   
 そんな 平山画伯の作品を肌で感じてみたい。
   

「読」へのコメント

MACを手にした師匠はDSを手に入れた子供の様でもあり APPLEのCEOスティーブ・
ジョブスの魔法の手の中に入ったみたい。超多忙なのに連日のブログ。それも、中国に魅了され 題名も漢字 一文字。マァ?イイカ。 どこで探してくるのか 情報ネットワークの広い事。江戸川区の変わり者本屋を見付けて出掛けるなんて。師匠と波長が合うのかな? 本屋に行ってみれば これまた師匠が気にしているタイトルの『ぶれない』なんて本を見付けてるし。 平山画伯が感じた生命の危機感。パーマン先生も同じ体験をし、これまた共鳴するものがあるのでは。 生活、仕事に対する考え方も似ている 師匠もクライアントの為に歯科医としてその世界から一歩も離れた事の無いプロだと思うよ。世界中でこんな新しい方法があると聞けば その目でその手で体験してくる。凄いね! やっぱりオイラ達の師匠。 気になるのは、前進前進で 最先端を追っかけているから オイラ達クライアントに誤解を与える 選択肢の勧めが。 師匠の勧めに間違いは無いのだが クライアントにとっては、後日その勧めが最善であった事に気づくことが 多いんだがね。でも、安心して師匠に任せておけばいいんだ 我らのスティーブ・ジョブスとして魔法の手の中に包みこまれていれば 安心 安堵 幸せなんだから。

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2010年8月1日

         

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